2024年 4月 28日 (日)

日産が不振脱却へ新体制 ゴーン社長は経営統括に専念

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4月から追浜、栃木2工場で、減産

   日産は2月、07年3月期結業績見通しを下方修正し、営業利益を従来予想の8,800億円から7,750億円(前期比11.1%減)に引き下げた。ゴーン体制になって初めて減益になる見通しで、ゴーン社長は会見で「日産は危機の中にある」と述べ、組織運営や販売体制などを見直すと表明していた。今回の人事はその一つという。

   ただ、現状では販売不振が続いており、4月から追浜(神奈川県横須賀市)、栃木(栃木県上三川町)の2車両工場で、操業時間の短縮などによって減産を行う。両工場は昨年も一時減産したが、当面、国内販売や輸出で苦戦が続くとみて、3カ月の予定で再度の減産に踏み切る。新体制で反転攻勢となるかは予断を許さない。

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