2019年 3月 25日 (月)

コンビニの「できたて弁当」 お客に好評でも普及しない理由

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   コンビニの一部では、店内で作られた惣菜とあったかいご飯を売り物にした「できたて弁当」が買える。このサービス、利用客にとってはすこぶる好評のようだが、コンビニにとってはまだ「実験的」な試みだ。人件費や材料費、設備費などコスト面で課題が多く、急速には普及しそうにない。

スリーエフは5年前から始める

   コンビニ弁当の評判はあまり良いとはいえない。例えば「Yahoo! 知恵袋」で、「コンビニ弁当とチェーン店の弁当屋で買う弁当のどちらが好きか」の問いには、

「どこのコンビニ弁当も値段が高いわりに美味しくない。(電子レンジで)チンしても不味い」
「なんでもできたての方がおいしい」

といった弁当屋の「できたて」を支持する声が多い。

   一方、コンビニ側からもこんな試みも出てきた。5年ほど前から、スリーエフ神奈川県庁前店では、店舗内で作った惣菜20種類ほどをガラスケースの中に並べ、客におかずを選んでもらう弁当を販売している。客は3種類のおかずを選び、ご飯も白米か玄米、五穀米から選ぶ。値段は500円弱。今の時期だと葉物のおひたしや竹の子の煮物など、旬の野菜を使った惣菜を味わうことができ、健康的だとして女性から人気だ。

   スリーエフ総店舗数649店のうち、同様のサービスを行っているのは同店を入れても3店舗のみ。他の大手コンビニとの差別化をはかる意味で「できたて弁当」の意義は大きい。 しかし、同社広報はJ-CASTニュースにこう話す。

「どの店舗にもこの『できたて』弁当が良いというわけではありません。例えば近くのスーパーがつぶれてしまってお客さんが野菜や惣菜を買えなくなった、オフィス街で近くに手作りの弁当を出す店がないなど、立地に合った展開が大切です」

   つまり、人件費や材料費などを考えると、今後「できたて弁当」をウリにする店舗をそうは増やせない、というわけらしい。

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