2019年 4月 25日 (木)

「第4のビール戦争」 熾烈! この夏は「キレ」か「コク」か

印刷
ロート製薬『セノビック』500円モニター募集!

   夏本番が迫り、「第4のビール」戦争が熾烈になってきた。2007年5月23日発売のキリンビール「良質素材」を皮切りに、6月19日にサントリー「金麦」が発売、「ドラフトワン」で第3のビールを開拓したサッポロビールも6月27日に満を持して「W‐DRY」を投入、といった具合に新製品ラッシュだ。新ジャンル市場での新たな戦いがいよいよ本番を迎える。

激戦区の新ジャンルが市場を牽引

コク系かキレ系か、あなたはどっち?
コク系かキレ系か、あなたはどっち?

   いわゆる「第3のビール」といわれる新市場は、05年以降急成長している。07年にはスッキリ系の第3のビールに対して、麦芽由来の飲みごたえを実現した「第4のビール」が登場し、こうした新ジャンルが全体の20%以上に拡大すると期待されている。

   ビール酒造組合などが6月12日に発表したビール類の5月の出荷量をみると、前年同月比5.2%増の4094万ケース(1ケース=大瓶20本換算)だった。ビールが前年同月比4.2%減少、発泡酒が同4.7%減少するなかで、「第3のビール」は06年5月の増税の影響で落ち込んだ反動もあるが、70.5%増の846万ケースと大幅に伸びて、全体を押し上げた。

   まず、キリンビールが市場に放った「良質素材」は、麦をあしらった赤いパッケージで、麦のうまさやクリーミーな泡を前面に押し出している。麦芽の香りを引き立てるアロマホップ100%を使用し、富士の伏流水でつくった大麦スピリッツをブレンドして勝負した。07年5月はこれが100万ケースを売り上げたうえ、「のどごし生」も好調で、同社の第3、第4のビールは2倍以上の伸びを記録した。
   キリンの「良質素材」について、市販のビール系飲料を週1日以上飲むインターネットユーザー400人を対象に、C-NEWS編集部が調査(5月30~31日)したところ、発売後1週間の認知率は53%で、そのうちの15%が「すでに飲んだ」と答えており、改めて第4のビールに対する注目度の高さがわかる。
   「第4のビール」は、「麦芽由来の飲みごたえ」が売りで、「味」にうるさい消費者を中心に、各社商品への期待が高まっているようだ。

今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
姉妹サイト
    loading...
J-CAST会社ウォッチ会員向けセミナー
しごとの学校
  • 「無期転換ルール」、新たな「働き方」は軌道に乗っていますか?

  • 追悼
    J-CASTニュースをフォローして
    最新情報をチェック
    電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中