東京大学、バイオベンチャーのディナベック(茨城県つくば市)、国立感染症研究所などは、共同開発したエイズワクチンの臨床試験(治験)を2010年にも米国など海外で始める。日本で開発されたエイズワクチンの治験は初めて。病原体の遺伝子の一部を含むワクチンは、ディナベックが保有する遺伝子運搬技術を使って開発した。それによると、鼻の中にワクチンをスプレーすると、エイズウイルスに感染した細胞を攻撃する免疫細胞が増える。また、ワクチンを予防接種すれば、ウイルスに感染しても発症やほかの人への感染を抑制できるという。
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