2024年 4月 26日 (金)

「亀田親子を増長させた」 朝日と毎日に批判されたTBS

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   亀田一家への処分が下った翌朝の朝刊各紙は、この問題を大きく報じた。各紙はいっせいに亀田一家に猛省を求める論陣を張ったが、批判の矛先は、この問題に対して腰が重かった日本ボクシングコミッション(JBC)や、一家を持ち上げてきたメディアにも向いた。朝日、毎日、産経が、独占中継してきたTBSを名指しで非難したのが目を引いた。

大手紙もスポーツ面、社会面で展開し、大きく取り上げる

大手紙の矛先もTBSに向いている
大手紙の矛先もTBSに向いている

   日本ボクシングコミッション(JBC)は2007年10月15日、亀田大毅選手(18)が内藤大助選手(33)とのボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチで、レスリング行為などの反則行為を繰り返したなどとして、同選手に1年間のライセンス停止処分を下した。あわせて、大毅選手に不適切な指示をしたとして、父・史郎氏にセコンドライセンス無期限停止、兄・興毅選手には厳重戒告が下った。

   翌10月16日の朝刊各紙は、スポーツ紙のほとんどが1面でこの問題を報じ、大手紙でも朝日新聞が1面で紹介したほか、スポーツ面のみならず社会面でも紙面を展開し、大きく取り上げた。各紙は亀田一家を非難する一方、その原因についても触れており、その責任の一端はメディアにもある、との論調が多いのだ。

   一般紙では、朝日、毎日、産経新聞が、亀田戦を独占中継したTBSの責任について、同局を名指しして指摘している。政治関連ではなかなかあり得ない「共同歩調」を取った形だ。

「(JBCは)ジムから離れた自宅での練習を許し、放任だった。また、特にTBSを中心としたメディアも亀田家を持ち上げ増長させた」(朝日新聞、スポーツ面)
「親子を持ち上げ続け、結果的に親子を増長させたTBSの報道姿勢も問われる」(毎日新聞、スポーツ面)
「亀田陣営の試合を独占放送してきたTBSも視聴率重視のあまりタレント扱いし過ぎた点はなかったか。スポーツ放映のあり方にも一石を投じた形だ」(産経新聞、社会面)

   読売新聞には、特にメディアやTBSについての言及はなかった。

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