2019年 12月 10日 (火)

ヤフー・ニュース 川邊健太郎氏インタビュー(下)
詳しく知るために長文が読みたい ネットニュース読者の新潮流

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   ネットニュースの競争が激しくなる中で、巨人「ヤフー・ニュース」はどこに向かおうとしているのか。ユーザーは何を欲しているのか。責任者の川邊健太郎氏に聞いた。

ユーザーは「もっと情報が欲しい」

川邊氏は、ヤフーが独自の取材チームを持つ可能性を完全否定した
川邊氏は、ヤフーが独自の取材チームを持つ可能性を完全否定した

――海外では特にそうですが、新聞を読む人が少なくなっています。全員がネットのニュースを読む時代が来る、なんて予測する人もいます。

川邊 新聞とネットニュースは、時系列というか文脈が違います。新聞は1日単位に情報がまとまっている。ヤフー・ニュースはその瞬間、瞬間の話題ですから、新聞に取って代わるのかというと、ちょっと違うと思います。だから、ヤフー・ニュースが新聞っぽくやって、新聞のシェアを奪うというのも考えにくいですね。

――よく言われるのは、ネットニュースは情報を「消費」するということです。

川邊 ネットユーザーは、新聞の詳細な記事の中身はちょっと置いといて、まず「見出し」に惹かれます。街を歩けば巨大ビジョンにニュースが流れ、新幹線や電車内でもニュースのヘッドラインが流れる。携帯電話にもヘッドラインが流れる。これはメディア環境が変わったこととも関連していて、「見出し」は従来、新聞の機能でした。現在は新聞を読まなくてもヘッドラインは入ってくる、ということなんです。詳しく知りたければ新聞を読むわけですが、ヤフー・ニュースもヘッドラインの内容を深く知りたい、というところに突き刺さればいいかな、と思うんですが。先日もお客様のアンケート結果を見たら、あれだけ努力して情報を集めているのに「もっと情報が欲しい」って言うんですよね。つまり、ヤフー・ニュースの膨大な情報を全部ストックしているとすれば、明らかに溢れてしまう。自分の中でもフローしている。それでも、ということなのだから、今までと違う機能を求めている、のかもしれません。
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