2018年 7月 17日 (火)

パンや麺からコメにシフト カレー、ふりかけ、「丼のもと」絶好調

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   レトルトカレーやレトルトの「丼のもと」、お茶漬けの売れ行きがが絶好調でメーカー各社を驚かせている。小麦の価格高騰で、パンや麺類の値段が上がり、コメに値ごろ感が出てきたためだ。それに加え、ガソリン価格高騰でファミリーレストランや外食チェーンなどから客足が遠のき、「家庭で手軽に食べられる」インスタント商品が驚異的な伸びを示しているのだ。

「丼のもと」がなんと29%も増えた

「非常に驚いている。この好調さは最近で経験したことがない」

   驚きを隠さないのはハウス食品の広報担当者だ。同社によれば2008年4~6月のカレールーの出荷量が前年同期比で5%増え、レトルトカレーは同で20%増えた。もともとレトルトカレー市場はあまり変動がないといわれ、2割の伸びを示すのは異例の事態だ。

   最近では、小麦粉の価格高騰が原因で、パンや麺といった商品の値上げが相次いでいる。なかでも、値ごろ感があったカップめんも08年1月にメーカー各社が相次いで15円ほど値上げしたため、苦戦を強いられている。カップめんが170円前後に対し、レトルトカレーには低価格のもので130円前後のものもあり、パンや麺からコメに消費が移っているようなのだ。

「米飯シフトが起きている。その中で、手軽にご家庭で楽しめる食品の代表選手がカレーということだと思う」

とハウス食品の広報担当者は見ている。

   エスビー食品の4~6月の売上高を見ると、カレールーが前年同期比3%、レトルトカレーが同11%増加した。さらに、ご飯にかけて牛丼や中華丼などが楽しめる「丼物のもと」が29%も増えた。「あっためてご飯にかけるだけで満腹感が得られる」(同社)手軽さがウケけている。

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