2020年 7月 4日 (土)

インパクトの強い「バーチャル広告」WBC中継の日本企業広告に登場

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バーチャルCMの認知率は88%と高い

   05年には、サッカーとスノーボードの中継で、バーチャル広告が日本にも「上陸」。このときの調査では、広告媒体としてのインパクトの強さが、高く評価された。博報堂DYメディアパートナーズが、放送直後から放送1日後までに番組を見た視聴者295人を対象に行ったアンケートでバーチャル広告の印象を聞いたところ、回答者の8割以上が「普通のCMより目立つと思う」「普通のCMより興味をひかれた」などと回答。さらに、企業名などを示した上でCMの認知度を調べたところ、通常のCMの認知率が61.9%だったのに対し、バーチャルCMの認知率は88.0%。バーチャル広告の方が、視聴者に対して与えるインパクトがかなり大きいということが分かっている。

   一方、バーチャル広告をめぐって、問題が発生したこともある。1999年の大晦日、米CBSテレビはタイムズスクエアからカウントダウンの中継をしたのだが、同社のカメラ位置からは、ビルの壁面に設置してあるNBCテレビの巨大スクリーンが映りこんでしまうことが判明。そこで、CBSは、スクリーンの上に自社ロゴを合成して放送した。このことを番組で知らせていなかったことが問題化したのだ。CBS側は「問題はなかった」と主張したが、番組の司会者だったダン・ラザー氏は、この件について「誤り」と発言。局内で意見が分かれるという事態に発展した。

   これを受けて、前出のPVI社では、ニュース番組にこの技術を提供するのをやめ、スポーツ中継などに特化して提供することを決めた。

   日本でも一般化しつつある画面合成技術だが、番組の中身によっては「賛否両論」ある可能性もありそうだ。

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