2021年 7月 31日 (土)

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フリーアナを契約解除して、局アナを使う

   もちろん、人件費の削減は、局員ばかりに向いているわけではない。

   金のかかる大物タレントは、もちろん切られつつある。みのもんたさんが、2009年4月の番組改編で、日本テレビ系「おもいッきりイイ!! テレビ」など2番組を降板したなどの例だ。しかし、民放関係者によると、目立たないところで、「派遣切り」のような人員削減が行われているというのだ。

   それは、例えば、芸能プロ派遣などのフリーアナウンサーを契約解除して、局アナを使うという流れだ。テレビ朝日系「やじうまプラス」では、お天気お姉さんとして活躍していた同じ事務所所属のフリーアナ3人が全員、この改編期で契約解除になった。テレビ朝日の番組担当者は、「番組のリニューアルのためです。代わりに局内の人を使うことになっています」と説明する。

   民放関係者によると、テレ朝に限らず、フリーアナは切られる方向で、この関係者は「その代わりに、正社員の局員の負担が増えています」と明かす。

   こうしたコスト削減策が、番組の内容にも影響している。

   ロケ費用などがかかるドラマより、局アナで済む情報番組に替えたり、深夜の通販番組を増やしたり。関係者からは、番組制作費を削ったことで、その媒体価値が下がり、ますますテレビ離れが進むとの懸念の声が上がっている。

   芸能評論家の肥留間正明さんは、次のように、テレビ界の課題を指摘する。

「TBSが始めた2時間枠の報道番組も、女子アナだけでは地味で、みのもんたとかがいないと、視聴率の数字が取れないでしょうね。もし、局員だけでやろうとするなら、人を育てる方向でないといけません。かつてのように自局で番組を作るということです。あるいは、配給だけする映画会社のように、放送するだけに特化するか、2つに1つの選択でしょうね」
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