ツアーは北朝鮮側の発案
米政府系の「自由アジア放送」(RFA)によると、ツアーは北朝鮮側の発案だといい、すでにニュージーランド国籍とスイス国籍の男性2人が申し込んだという。
ただし、北朝鮮の専門家は、総じて冷ややかな見方をしているようで、RFAは
「真面目にチュチェ思想を学ぶというよりは、珍しい国を見るための機会としてツアーに参加しているのでは」
「世界で最も孤立した国に対する興味を刺激して、金儲けをしようとしている」
「チュチェ思想は、長旅をしてまで学問的・思想的に学ぶ価値はない。チュチェ思想が何たるかは、現地の惨状を見れば分かる」
と、厳しい声を伝えている。