2024年 4月 19日 (金)

リアルタイム検索はどれがいいのか グーグル「後継」に意外な名前

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   検索エンジンのグーグルで、ツイッターの投稿内容を検索できる「リアルタイム検索」が停止した。地震や電車の遅延などの速報を得る際に利用度の高いサービスだっただけに、今回の措置を残念がる声は多い。

   同様のリアルタイム検索を提供している検索エンジンもほかにあるが、グーグルの代わりになるサービスはどれだろうか。

ヤフーやMSNでの過去検索は期間限定

「J-CASTニュース」のリアルタイム検索結果がズラリ
「J-CASTニュース」のリアルタイム検索結果がズラリ

   グーグルの「リアルタイム検索」は米国時間2011年7月4日からストップしている。ツイッターとの契約終了が理由で、日本国内でもグーグル上でツイッターの投稿内容の閲覧が不可能になった。利用者は多かったようで、停止から10日ほどたった今も「使えなくなったのは痛い」「不便だ」との嘆きが、ツイッター上で後を絶たない。

   ツイッターのウェブサイトを開き、キーワード検索をすれば同様の結果は得られる。だがグーグルの方が検索ワードに対する表示内容の精度が高いとの指摘がある。検索結果が過去1週間分に制限されているのも難点だ。

   実はグーグル以外にも、国内でリアルタイム検索を提供している検索エンジンは複数存在する。代表的なのはヤフーだ。11年6月14日にサービスを開始した。ヤフーの場合は時系列、あるいはヤフー独自の基準を使って重要と判断した検索結果を上から出していく「適合度順」のふたつの表示パターンがある。だが、過去24時間までしか結果を見られないのはグーグルと比べて貧弱だ。そのためか、ヤフーのリアルタイム検索についてはいまひとつ使い勝手が悪いという意見もある。

   マイクロソフトのポータルサイト「MSN」に搭載されている検索エンジン「Bingソーシャル」でも、ツイッターの情報を検索できるが、ツイッターのウェブサイトと同じく、さかのぼれるのは1週間前までだ。「ネイバー(NAVER)」のリアルタイム検索に至っては、文字通りその時間にツイッター上に投稿されている内容しか見られず、過去の投稿はどんどん流れ去ってしまう。

   いずれも閲覧できる情報量の点でグーグルのサービスより限定されることが、グーグルのサービス停止を惜しむ人が今も多い原因かもしれない。

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