2019年 11月 16日 (土)

ソフトバンクの「iPad 2」販促 「月額料金0円~」看板に偽りあり

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   ソフトバンクモバイル(SBM)が、米アップルの「アイフォーン(iPhone)4S」発売にあたって仕掛けた「iPad 2」販促キャンペーンに疑問の声が上がっている。

   データ定額料金やウェブ基本料を最低ゼロ円にするとうたうが、端末はタダではない。さらに使い方によっては、通常の契約より割高になる恐れもあるからだ。

100MB超えると最大4980円

無線LANを使わないとかえって損(写真は初代iPad)
無線LANを使わないとかえって損(写真は初代iPad)

   SBMのiPadキャンペーンでは、iPhoneの新規契約者や、既存顧客のうちiPhoneに機種変更する、あるいは既にiPhoneを使っている人が「iPad2」を契約する際に、料金面で優遇するという触れ込みだ。ウェブサイトには大きく「月額料金0円~」と表示されている。

   具体的にはパケット定額料金やウェブ利用料について、1か月当たりの通信量100メガバイト(MB)までを無料とするものだ。ただし100MBを超えるとパケット利用量に応じて料金が発生し、111.5MB以上は一律4980円が徴収される。315円のウェブ利用料も加わる。

   料金の詳細を見ると、例えばiPad2の「Wi-Fi+3G、16GBモデル」を購入した場合、「割賦支払金額」が月額1860円、通信料金からの割引が1860円とある。この場合、データ通信やウェブの利用を100MB未満に抑えればタダで手に入るのか、と思うがそうではない。「割賦支払金額」は端末の価格を表しており、これは契約期間中の2年間は分割で支払わねばならないのだ。

   仮に通信量が100MBを超えて上限に達した場合、月額の支払いは端末代にパケット料、ウェブ利用料が加算される。111.5MB以上なら7155円だ。ただし、ここから1860円が割り引かれるため合計金額は5295円となる。

   問題は「100MB」という通信量がどの程度か、という点だ。SBMのカスタマーセンターに聞くと、おおよその目安として「ユーチューブで動画を1時間ほど閲覧した程度」に相当するという。ウェブの接続時間については「サイトによって(サイズが)まちまちなので、一概には言えません」と話した。

   孫正義社長は2011年10月7日の記者会見で、「ソフトバンクでiPadを使っている人の4割以上は100MB未満で済んでいる」と明かし、キャンペーンを利用するメリットをにおわせた。

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