ツイッターに新機能「アクティビティ」が追加された。フォロー相手のツイッターでの動向が一目で分かるという機能なのだが、ユーザーからは「ストーカー機能」と反発の声が挙がっている。今回新たに追加されたのは「アクティビティ機能」と「@ユーザー名」機能。ログインすると「タイムライン」「検索メモ」と並んで「@ユーザー名」「アクティビティ」と表示され、タブのようにページを切り替えることができる。以前から一部ユーザーに限定的に適用されていたが、2011年11月15日までに広範囲のユーザーが利用可能となった。「○○さんは以下のユーザーをフォローしました」「@ユーザー名」タブでは、自分の呟きに対する他のユーザーの反応といった、自分に関連した呟きを表示。新しいフォロワーや、リツイートされた自分のツイートなども閲覧可能だ。問題になっているのが「アクティビティ」タブだ。タイムラインからこれに切り替えると、自分がフォローしているユーザーの動向が一目瞭然。「○○さんは以下のユーザーをフォローしました」「○○さんは○○さんのツイートをお気に入りに登録しました」「○○さんは○○さんのツイートをリツイートしました」といった具合に表示される。また、URL欄に「https://twitter.com/#!/ユーザー名/activity」と入力すれば自分がフォローしていないユーザーのアクティビティもピンポイントで閲覧できる。タイムラインを非公開設定にしていない限り、自分のツイッター上での動向が筒抜けだ。「ストーカーサービス」「機能増やすなら軽くしろ」多くのユーザーに公開された15日、ツイッターにはこの機能について多くの呟きが寄せられた。「ネットストーカーしか得しない気がする」「これで気になるあの娘をストーカーしまくりんぐですね」「セクシー系女優を発見次第即時フォローしてるのがバレてしまうじゃないか!」というものが多く、好意的なものはほとんどない。「こんな機能増やすなら、軽くしろと思うのです。つながらない時多すぎて!」という意見もあった。また、ツイッターの運営側が「もし何かご意見がございましたら、@feedbackに#アクティビティをつけてツイートしてください」とアナウンスしていたことから、「@feedback」アカウントにツイートが殺到。「こんな機能要りません。むしろ害悪です。至急なくしてください」と炎上状態になった。アクティビティ機能は海外のユーザーの間でも受けが悪く日本同様「Thestalkingtab(ストーキングタブ)」などと評されていた。ちなみに、ミクシィも2010年12月にアクティビティ機能を導入。しかし、ユーザーから反対の声が相次ぎ、数日後には利用する、しないを選択できるように仕様変更して再リリースしている。
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