2024年 4月 29日 (月)

東電次期会長に菅直人前首相 こんなことはありうるのか

「菅さんなら、きっと…」

   ネットのツイッター上では、AERA記事が出る前から「菅氏を東電新会長に」論が出ていた。特に3月後半に入り、新会長人事が難航し、政治家起用も取りざたされているという報道を受けて目につくようになった。

「東電の会長は、菅さんがやってくれないかな~。枝野(幸男・経産相)さんでは変化がないと思う。菅さんなら、きっと…」(3月31日)

   菅氏は現在、民主党の新エネルギー政策担当に起用されている。4月1日のブログでは、「私は、民主党はしっかりした脱原発ロードマップを示して、(2013年秋までにある)国政選挙に臨むべきと考えている」と訴えた。

   「菅さんなら」のつぶやきは、こうした菅氏の「脱原発」姿勢や「東電乗り込みの実績」を評価し、東電を「変化」させてくれるのではと期待を寄せているようだ。

   一方、

「誰もなり手がいないのならいよいよの策で菅直人氏でどうだ」(3月28日)、「誰もやりたくないだろうね。いっそのこと、菅さんか海江田(万里・元経産相)さんに頼んだら?」(3月30日)

といった調子の反応もある。菅氏の名前を挙げた理由については触れていないが、事故当時の責任者として今回、責任を取るべきではないかというニュアンスがにじんでいるようにも、冗談のようにも読める。

「(菅氏は)危機管理能力がないから止めた方が良い」

と否定的な声もあった。

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