2024年 5月 2日 (木)

東電会議映像、ぼかしやピー音だらけ 「AVみたいだ」「無修正を!」の声

「一度日本ビデオ倫理協会に回ってから処理したのかな?」

   これまでも東電の「隠蔽体質」は強く批判されてきたが、今回の映像についてもネットで「不都合な真実にはフタをする、いつものウソつき東電で安心した」といった声が噴出。

   「モザイクやピー音だらけ!AVかよ!」という見方も多く、「音声まで消して!喘ぎ声でも入ってるのか?」「東電が公開したTV会議映像は一度日本ビデオ倫理協会に回ってから処理したのかな?早く無修正の映像が見たいなーーw」といった呟きが出ていた。

   また、菅直人前首相が15日朝に本店に乗り込み、全面撤退しようとする同社幹部を叱責したとされるシーンも音声はなかった。映像では、マイク片手に大きな手振りで興奮しているかのように演説する菅前首相の姿が映っている。ほとんど無声映画の世界だ。

   菅前首相の本店乗り込みを巡っては、東電が本当に全面撤退を決めていたのか、また、菅前首相が必要以上の介入をして現場を混乱させたのかが争点となっている。

   菅前首相は2012年8月7日のブログで「私の話の部分だけ音声がないという。極めて不自然であり、全て公開すべきだ」と主張。2011年3月14日夜から15日未明にかけ、東電から撤退したいという話があったとし、

「今、東電が撤退したら日本が危なくなる。何としても踏ん張ってもらいたいという気持ちを率直に述べた。叱責したのではなく命がけで頑張って欲しいとお願いし、鼓舞したのだ。そして、私自身もその覚悟であることを吐露したのだ。音声が公開され、しっかり聞いていただければ、私の真意は分かってもらえると信じている」

と書いている。

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