大阪市の橋下徹市長2012年9月26日夕方の囲み取材で、安倍晋三元首相が自民党の総裁に選出されたことを受け、「非常に期待している」と歓迎の意を表明した。その上で、「消費税の地方税化、TPP、原発政策。このあたりについて考え方が完全一致という訳ではない」と指摘。外交については、橋下市長が竹島(韓国名・独島)の共同管理を提唱したことを念頭に、「維新の会自身は、安倍総裁自身とほぼ同じ方向性だが、僕自身がちょっと違う方向性を向いている。そのあたりは、これからの色んな政治的な協議次第になると思う」と、どこまで歩み寄れるか協議を進めていきたい考えだ。次期衆院選では「しっかり戦わざるを得ない」また、「非常に信頼の置ける政治家だと思っている。自民党を引っ張っていってほしい」「安倍総裁とは教育改革とか憲法問題、公務員改革で価値観がガッチリ合うところもある」とも述べた。次期衆院選については、自民党との政策の違いを明確化することを前提に、「しっかり戦わざるを得ない」と話した。
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