2024年 5月 1日 (水)

桜宮バスケ部顧問に「寛大な処分を」 1100人嘆願書にネットで批判噴出

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生徒自殺を「異常事態」と感じていないのか

   顧問に対する同情は、今回の嘆願書が初めてではない。これまでも桜宮高の生徒や卒業生、保護者から擁護する声が出たとメディアが報じている。「先生がやってきたことは間違っていない」(産経新聞電子版1月8日付)、「生徒が亡くなったので全面的に擁護はできない。でも、体罰の裏側には愛情があった。先生が暴力教師のように報道されていることに納得がいかない」(同1月19日付)、「よく声を掛けてくれた。先生の全てを否定しないでほしい」(共同通信2月14日付)といった具合だ。

   だがこうした擁護論に、ネット上の意見は厳しく突き放すものがほとんどだ。ツイッターを見ると、嘆願書を提出して「寛大な処分」を求めたことに対して「自殺した生徒は助けなかったのに、どうして体罰を続けた顧問をかばうのか」との指摘が複数見られた。卒業生やバスケ部OBは、体罰による誤った指導が「当たり前」のようにすりこまれて、生徒が自殺したのを「異常事態」だと感じていないのではないか、とまで書き込む人もいた。

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