2024年 4月 27日 (土)

戦後67年、日本はまだ「敗戦国扱い」 米国などに「期間延長著作権料」支払

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戦勝国の「納得」難しい? 政府間交渉でも時間かかる

   そんな戦時加算について、JASRACはこれまで121か国4地域の230団体が加盟する著作権協会国際連合(CISAC)の総会などの場で日本への理解を求め、各国の著作権管理団体から自国の政府に働きかけてもらうことでルールの撤廃を訴えてきた。

   しかし、民間レベルでの働きかけには限界がある。「戦時加算はサンフランシスコ条約によって課せられたこと。条約自体の変更は困難ですし、交渉するにも戦勝国の国益にかかわりますから、納得してもらうにはかなり高いハードルになるでしょう」(JASRAC)と、政府間交渉でも時間がかかりそう。

   JASRACは、とにかく「それぞれの国との個別交渉を進めるしか道はない」とみて、ルール撤廃に向けて交渉するよう、早ければ2013年2月25日にも岸田文雄外相に申し入れる考えだ。

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