2018年 11月 17日 (土)

青森「平均寿命」ワーストワンの原因 塩分取りすぎ、運動不足、喫煙、飲酒では当然

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   厚生労働省が2013年2月28日に発表した2010年の都道府県別の平均寿命調査によると、ワーストは青森県で、男女とも全国最低だった。この調査は5年おきに行われて、青森県の男性は1975年から8回連続、女性は2000年から3回連続の最下位である。なぜ青森県民の寿命は短いのだろうか。

   都道府県別平均寿命のトップは長野県で、男性が80.88歳、女性が87.18歳で男女とも1位だった。長野県の女性が1位になったのは初めてだが、男性は1990年から5回連続である。一方、ワーストは青森県で、男性は30年間ずっと最下位にいる。

40代、50代の働き盛りの自殺者も多い

   どうして青森県民は「短命」なのか。ネットでも今回の発表を受けて様々な議論がある。青森県出身だという人達は、

「青森育ちだからわかる。寒いから酒を飲む。娯楽がないからパチンコやタバコ、酒になる。しょっぱいものが多く、みそ大根は1キレでご飯一杯食べれる極悪のしょっぱさ」
「青森の場合、40代50代の若さで死ぬ人間が多く、 それが平均寿命を押し下げている。 それは喫煙率や飲酒率が高く、若くして不摂生をしている人間が多いから。しかも病院嫌いが多く、症状が進行しても病院に行かない」

などと掲示板に書き込んでいる。

   青森県健康福祉部に話を聞いてみると、寿命が短い理由は、生活上の様々な要因が複合的に絡み合っているため、一概には言えない、としながら、

「生活習慣病の発症率が高く、比較的若い世代もかかってしまう。また、働き盛りの自殺率が高いため、それが全体の寿命率に影響しているのではないか」

と説明した。自殺に関しては、経済的理由と病気を苦にしたものが多いのだという。

日本一「長寿」の長野県とは何が違うのか

   生活習慣病というのは、食習慣や、運動不足、喫煙、飲酒などといった生活習慣が、高血圧、がん、糖尿病、精神疾患に結びついてしまうことを指す。青森県健康福祉部によると、県民は塩分を多く摂取し、運動不足で、喫煙率、飲酒率が高いのだという。

   それを裏付けているのは厚労省が発表した「平成22年国民健康・栄養調査結果」で、47都道府県中、青森県の男性の食塩摂取量は2位、喫煙率は1位、飲酒習慣者の割合も1位、肥満者の割合は9位。一方で、野菜摂取量は31位、一日の歩数量は46位だ。

   これを「長寿」日本一の長野県と比べると、長野県の男性は食塩摂取量で同6位と高いものの、喫煙は44位、飲酒習慣は19位、肥満は40位、野菜摂取量は1位、歩数は19位となっている。

   青森県と長野県の違いは、がんによる死亡率にも現れていて、国立がん研究センターがん対策情報センターが公表した「2011年の都道府県別のがんによる75歳未満年齢調整死亡率」によると、青森の死亡率がワースト1位、死亡率が最も低いのは長野県だった。

   青森県健康福祉部ではこのまま寿命のワースト1を続けるのはまずいとし、

「減塩を呼び掛ける取り組みを続けておりますし、自殺者を減らすためゲートキーパーの育成などを進めて行きたいと考えています」

と話している。

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