「罪の意識もあったのでは…」
また12年10月には、改正著作権法の施行でいわゆる違法ダウンロードの「刑事罰化」も始まっていた。こうした情勢の変化に、10年間にわたり不正なファイル共有を続けてきた男性も「もはや時間の問題」と観念したのだろう。筑紫野署は、「罪の意識もあったのでは……」とその心情を忖度する。
結局、警察は1万点に及んだ多量のファイルの中から、アニメやゲーム、漫画など4点につき、ファイル共有ソフトを通じ不特定多数が利用できる状態になっていたとして、著作権法違反で書類送検とした。男性が覚悟していた「違法ダウンロード」での送検は見送られた。