2019年 6月 21日 (金)

うなぎ屋、稚魚価格高騰で悲鳴 「これ以上は苦しい」老舗も閉店相次ぐ

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「できる限りの努力はしているが…」

   神田近辺に店舗を構える老舗うなぎ屋も、「できる限りの努力はしているが、これ以上仕入れ値があがると苦しく、値上げするしかない」と明かす。仕入れ値は週ごとに上昇しており、去年よりも速いペースで上がっているという。

   値上がり幅が急激に大きくなった12年から、仕入れ値の上下に合わせて度々メニューの値札を付け替えて対応してきた。現在ではピークより1000円弱下げ、景気回復の効果もあってか、同店では去年に比べれば客足も戻ってきてはいる。

   ただ、「(うなぎ屋業界)全体的には、以前と比べるとね・・・」。

   なお、客離れのもう一つの要因としては、最近では「うなぎ」の価格が二極化していることが上げられるという。価格が高騰する一方のニホンウナギ(ジャポニカ種)を尻目に、アメリカ産やマダガスカル産など、稚魚の種類が異なるいわゆる「異種ウナギ」がスーパーや外食チェーンを中心に出回り、「うなぎ」自体は安く食べられるようになった。お客の側に選択肢が増えたことで、国産のニホンウナギにこだわって取り扱ううなぎ屋は、二重苦を背負った形だ。

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