2018年 7月 21日 (土)

いつ帰れるか見当もつかず、いらいら募る  記録的大雪で孤立した河口湖の観光客女性に聞く

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   甲府市で観測史上最多の積雪量を記録するなど、山梨県では道路や鉄道の交通網がストップして孤立状態が続いている。物流が滞り、食糧不足が深刻化したため、山梨県では陸上自衛隊に災害派遣要請するなど非常事態となっている。

   家族旅行で現地に居合わせ、いまだに閉じ込められている東京都の女子大学院生に話を聞いた。

スーパーのパン、おにぎりの棚は空っぽ

コンビニ店内のパンの棚
コンビニ店内のパンの棚 雪で埋まった車
雪で埋まった車

   女性は2014年2月15日に、家族で河口湖町船津の旅館を訪れた。143センチも積もった大雪のせいで、17日現在、旅館に閉じこめられている。家族4人のほか従業員4人の計8人がいる。自動車は完全に埋まり、使用できない。新聞も届かず、情報はテレビやインターネットで得ているという。

   この旅館は大雪で客のキャンセルがあったため、食料の備蓄があり、朝食と夕食は提供されている。

   ただ、地域の食糧事情は厳しい。近所の人がブルドーザーで雪をどかし、スーパーやコンビニまでは、何とかたどり着けるようになった。女性はコンビニでカップ麺やスナック菓子、飲料水を買った。ただ、一人3点までの購入制限がある。スーパーでは、パン、おにぎりなどの棚は空っぽだという。

   女性の一行は富士急行線で東京に帰ることを希望しているが、路線の開通の目途は立っていない。家族はだんだんイライラが募っている。

   旅館の従業員も「雪はこれまで年に5回程度降るぐらいだった。こんなのは初めて」と積雪量に驚く。暖房用の灯油の残量も少なくなっているそうで、不安が募っている。

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