2024年 4月 16日 (火)

「メダル噛むな」の竹田恒泰、生放送でボコボコ 西川史子、カンニング竹山、千秋らが口々に…

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ネットで議論再燃、「気の毒だ」という同情も

   共演陣との論点の食い違いもあり、「負けた選手に謝罪しろとは一言も言っていない」「ソチに出場した日本のみなさんは立派だった」と度々釈明に追われる竹田さんだったが、その後も議論はヒートアップした。特に竹山さんとの舌戦は盛り上がりをみせた。

   竹山さんが「選手たちは出場するまでにたくさんの努力をしている。勝った負けたはあるけれど、たとえ負けた選手がヘラヘラしても、それがその人の人格かもしれないし、(周囲は)それを責めることはできない」と主張すると、竹田さんは「(努力してきたからこそ)最後の一言でがっかりすることがもったいない。実際に最後の一言に違和感を持っている人も多くいる」と反論した。

   これには、鈴木さんや西川さんが「竹田さんにすごく違和感」と口をそろえた。千秋さんも「私たちは何もしないで、その時(オリンピック)だけを見ている。選手はずっと何年もやってきているわけで、それに対して良い態度をしろっていうのは…」と納得していないようだった。

   さらに竹田さんは「オリンピックはみんなが勝ちに行くから面白い」とした上で、メディアが結果を残せなかった選手にスポットを当てる風潮があると指摘。「勝たなくてもOKという空気を作っている」として問題視した。これに、竹山さんは「(メダルは)結果論だからしょうがない。(浅田)真央ちゃんは1回目失敗したけど、2回目あれだけやった。それを見て我々はいろんなものを学び、良かったなと思う。メダル以上の何かを感じる。真剣にやる姿を見て、何かをもらえばいい」と返した。竹田さんは頷きつつも、五輪の価値は「参加すること」ではなく「選手全員が勝ちに行く」ことだという姿勢は曲げず、結局、最後まで諸々の同意を得ることはできなかった。

   騒動はソチ五輪の閉幕とともに終焉に向かいつつあったのだが、今回の「激論」を機に再燃した。インターネット上では放送中から「言っていることは正しい」「竹田恒泰は正論だし俺は賛同する」と賛同の声から、「負けた選手労ったり称えたらあかんのか??」「勝つためのスポーツならプロでやればいい」といった反論の声まで、さまざまな意見が寄せられた。だが、番組では司会の「バナナマン」設楽統さんを除いて竹田氏の味方がいなかったため、「袋叩きにされて気の毒だった」「イジメの構造をみているようだった」などと同情の声も少なくなかった。

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