2020年 1月 29日 (水)

ソフトバンク、米携帯4位買収をいったん断念 孫社長、「強い3位」へのこだわり捨てず

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日本でのノウハウと実績もとにテコ入れ図る

   今回の買収断念によって、ソフトバンクはスプリントを単独で再建していくことになる。ソフトバンクは2006年に英ボーダフォン日本法人を買収し、NTTドコモとauの2強による国内市場の寡占状態に風穴を開け、米アップルのiPhone投入やネットワーク整備などで追い上げてきただけに、「日本で顧客を獲得してきたノウハウと実績をスプリントに導入していきたい」(孫社長)と営業力強化やネットーワーク整備などに注力して再建を進める考えだ。ただ、スプリントは顧客流出に歯止めがかからず、苦戦が続いており、テコ入れがどの程度の効果をあげるか、業界の関心を集める。

   ただ、業界には「今回は買収交渉を中断しただけで、環境が変われば再び買収に動く可能性がある」との見方もくすぶり、今後の孫社長の動向は、引き続き関心の的であることに変わりはない。

   そこで注目されるのが、Tモバイルをめぐる新たな動きだ。フランスの通信会社イリアドがTモバイルに対して150億ドル(約1兆5400万円)での買収を提案。Tモバイルは拒否したが、ソフトバンクの買収断念を受けてイリアドが買収金額を上積みする可能性も指摘されている。イリアドとTモバイルの交渉の行方が、今後のソフトバンクの戦略にも大きく影響を与えそうだ。

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