2019年 5月 24日 (金)

「ギネスもの」軟式高校野球で延長50回 優先すべきは「高校生の夢」か「健康管理」か

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   軟式高校野球の選手権で4日続いた準決勝の中京-崇徳は2014年8月31日、延長50回で決着した。

   この試合、「思い出」か「健康管理」か、で今後論議を呼ぶだろう。

4日間で786球、全試合で1047球

「ゼロ行進」はスコアボードから大きくあふれ出した
「ゼロ行進」はスコアボードから大きくあふれ出した

   日ごろ注目を集めることがほとんどなかった高校の軟式野球。それが突然、マスメディアに追いかけられた。準決勝の中京(岐阜)-崇徳(広島)は8月28日に行われたのだが、両校無得点でサスペンデッド(一時停止)ゲームに。

   翌29日、さらに30日も得点が入らず。3日間、15回ずつ戦い、得点が入らなかった。4日目の31日、やっと中京が50回表に3点を入れ、そのまま3-0で勝負がついた。両校とも投手は1人、すなわちエースが投げ合った。その投球数は次の通り。

   ▽ 中京・松井 215、217、203、74=計709

   ▽ 崇徳・石岡 177、214、226、72=計689

   中京は崇徳を振り切って勝った後、同じ日に三浦学苑(神奈川)と決勝を行い、2-0で勝ち、2年ぶり7度目の優勝を飾った。松井はリリーフで登板、ピンチをしのぐと最後まで投げきった。投球数77。4日間で786球、全試合で1047球を投げた。

「歴史に残る、思い出に残る試合ができてよかった」

   松井は落ち着いた口調でそう振り返った。腕も折れよ、と投げる高校生にとって最高のマウンドであり、最高の思い出だろう。

   中京の平中監督は「選手はだれもあきらめることなく戦った。勝敗よりも大切なものを得たと思う」。

   この試合は、世界の最高を集めたギネスブックに登録されることだろう。高校生の健闘は世界が認めてくれるはずだ。

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