2024年 4月 24日 (水)

朝日「池上連載」掲載対応巡り「社内反乱」 現役記者から「はらわた煮えくりかえる」

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文春・新潮の広告拒否にも異論

   池上氏の連載の問題以前に、朝日新聞の慰安婦問題に対する対応に反発する声もある。例えば、北海道報道センターの関根和弘記者は、読者から、

「週刊誌の広告拒否はリベラルな朝日新聞としてはいかがなものかと」

と問われ、

「広告については同感です」

と返信、広告掲載拒否に違和感を示した。デジタル編集部の古田大輔記者は、

「私は朝日新聞が吉田証言を採用したことは過ちであり、記事取り消しがいまになったことも大きな過ちであると考えていますし。記者の一人としては、読者の方々に大変申し訳ないと思います。ですが、『慰安婦問題は朝日の捏造』とはまったく思いません」

とツイートし、「吉田証言」記事の取り消しに32年かかったことを「大きな過ち」だとした。

   朝日新聞は記者によるソーシャルメディア活用を積極的に進めている。各記者は、ツイートが「私見」や「個人的見解」だと断っているものの、これだけ多くの記者が自社批判を展開する事態は珍しい。

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