2019年 12月 15日 (日)

スカイマークを助ける企業が見当たらない 巨額の違約金、羽田発着枠・・・難題山積で尻込み

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   欧州航空機メーカー、エアバスとの間で大型旅客機A380の解約トラブルに直面するスカイマークの行方が混沌としている。業績不振の同社に対しては、全日空を始め国内外の航空会社などが経営支援に関心を持っているとされる。狙いはいずれも同社が保有する羽田空港の36の発着枠だ。

   ところが国土交通省が、スカイマークが経営破綻したり、他社の資本系列に組み込まれたりした場合、保有する発着枠は新会社に自動的には引き継がれないとの見解を示したことで、スポンサー企業にとって支援の理由が見当たらなくなってしまったのだ。

日経はエアアジアが支援と報じた

業績不振のスカイマーク、未来はどうなる
業績不振のスカイマーク、未来はどうなる
「羽田の発着枠は国民の共有財産。スカイマークには新規優遇枠として羽田枠を配った経緯がある。経営破綻すればいったん全部国で没収することになる。資本関係が大幅に変わった場合も別法人と見なすため、発着枠はいったん国に戻し、再配分を検討することになる」

   国交省の幹部はこう述べて一部の新聞報道を否定した。一部の報道とは、8月中旬、日本経済新聞がマレーシアの格安航空会社(LCC)、エアアジアがスカイマークへの出資を検討していると報じた1面トップ記事だ。エアアジアの例が仮に実現すれば、上記の資本関係の変更に該当するが、同省の見解ではスカイマークの発行済み株式の20%以上を保有する大株主になれば、羽田発着枠は引き継がれないことになるのだ。

   スカイマークは今春から、エアバスとの間でA380を6機購入する契約(総額1915億円)のうち、4機の購入をキャンセル、残る2機の納入も延期するよう求めて交渉を進めてきた。だが、スカイマークの支払い能力に疑義を持つエアバスは大手航空会社の傘下に入ることを条件に突きつけ、できない場合は6機全部をキャンセルし、約700億円の違約金を請求することを通告しているという。

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