2021年 7月 27日 (火)

ベイスターズ新オーナーに南場智子氏「急浮上」 「万年Bクラス球団」を「てっぺん」に導くか

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初の女性オーナーとして球界の古い体質に変化もたらすか

   前出の「プレジデント」記事によると、夫ががん告知を受けた2011年、南場氏は「何のためらいもなく、私にとっての優先順位が、仕事から家庭へと変わってしまった」と社長退任を決断した。それまでの仕事最優先が一変、100パーセント外食だった生活から、夫の免疫力を高めるために慣れない料理に挑んだそうだ。「家事が苦手で、役立たずでした。でも、とにかく夫と一緒にいたかった」と必死の看病の末に、夫は快方に向かったという。

   DeNAがベイスターズの経営を始めたのは2012年。1年目こそ最下位に沈んだものの、2年目の2013年は5シーズン連続最下位からの脱出に成功した。今季は9月17日現在で5位だが、終盤までAクラス入りとクライマックスシリーズ進出の可能性を残すまでにチーム状態は改善した。会社側は現時点で否定するが、来季から知名度の高い南場氏がオーナーに就任すれば、インパクトは大きい。プロ野球80年の歴史で、女性オーナーはこれまでひとりもいないからだ。明るい見通しが出てきたチームにとっても、起爆剤となるだろう。

   球界に新しい風を送り込む期待もある。12球団の中で最も新しいのは2005年シーズンに参入した東北楽天ゴールデンイーグルスだが、2013年に加藤良三コミッショナー(当時)が統一球問題で批判を浴びると、三木谷浩史オーナーが「オーナー会議で加藤氏に厳しく臨むのではないか」とささやかれた。その前年、楽天は加藤コミッショナーの再任に反対票を投じるなど、「慣例」に安易に従わない姿勢があったからだ。結局、三木谷氏がコミッショナーの責任を追及したわけではなかったようだが、加藤氏はその後辞任に追い込まれた。同じIT業界の名物経営者としてならした南場氏がオーナーとなれば、持ち前のパワフルさで球界の古い体質に変化をもたらすのでは、というわけだ。

   社長時代、常々「世界のてっぺんを目指したい」と言い続けていた南場氏。現時点ではオーナー就任が実現するかは不透明だが、2002年以降1度もAクラスになっていない弱小球団のオーナーとなって、プロ野球でも「てっぺん」に向けてガムシャラに挑戦する姿が見られるかもしれない。

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