2019年 11月 15日 (金)

日本一損保、損ジャ日本興亜の弱点 東京海上日動は「首位奪還、時間の問題」

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   2010年に経営統合した損害保険ジャパンと日本興亜損害保険が2014年9月1日に合併し、単体の損保会社としては国内最大手の「損害保険ジャパン日本興亜」が誕生した。

   売上高に相当する正味収入保険料では、業界の「ガリバー」、東京海上日動を上回るが、グループベースでの収益力は3大損保グループで最下位に甘んじる。東京海上日動も首位奪還の機会を虎視眈々とうかがっており、厳しい船出となりそうだ。

「規模が大きくても利益が伴わなければしかたがない」

「突出して低い収益性」をどう改善するか(画像は損保ジャパン日本興亜のホームページ)
「突出して低い収益性」をどう改善するか(画像は損保ジャパン日本興亜のホームページ)

   「世界で伍していく会社を目指す」。東京都新宿区で開かれた新会社の発足記念式典で、二宮雅也社長は力強く抱負を語った。新会社の2014年3月期の正味収入保険料は、合併前の2社の単純合算で2兆円強になり、約1.9兆円の東京海上日動は、長く守り続けてきた業界トップの座からついに陥落した。

   だが、東京海上日動の社員は意外に冷静だ。ある幹部は「規模が大きくても利益が伴わなければしかたがない。首位奪還も時間の問題だろう」と楽観的に話す。

   東京海上日動が平静を保っている理由の一つには、損保ジャパン日本興亜の「突出して低い収益性」(損保関係者)がある。持ち株会社の損保ジャパン日本興亜ホールディングス(旧NKSJホールディングス)の2014年3月期の最終利益は441億円と、東京海上日動の持ち株会社、東京海上ホールディングス(1841億円)の約4分の1。3大損保グループの残る一角、MS&ADインシュアランスグループホールディングス(934億円)と比べても、半分に満たない。

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