2019年 6月 19日 (水)

優勝候補がまさかの最下位発進 声援が悲鳴になった広島とオリックス

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ゴールデンウィークまでに5割に戻せるか

   今季の両チームは補強に焦点が当てられている。

   広島はいうまでもなく黒田である。ヤンキースの20億円ともいわれる年俸を捨て、古巣に帰ってきた。その言動は「男気」といわれ、黒田のニックネームになった。キャンプに参加して以来、球界最大の注目を集めた。オープン戦での技巧は「さすが大リーガー」と改めて見直され、広島を優勝候補に押し上げた。

   ペナントレースの最初の登板はヤクルト戦で勝利投手に。「何を打っていいか分からなかった」と、魔術師のようなピッチングにヤクルトの打者は首をかしげた。2度目の登板は中日戦だったが、打線の援護がなく3失点で敗戦投手になった。

   広島は、実は打線が問題と見ていた。黒田ブームのため隠れていた不安材料だった。本塁打王のエルドレッドが戦列を離れているのも響いている。

   オリックスは打線強化を図った。米国帰りの中島、さらにホームラン打者のブランコをDeNAから、勝負強い小谷野を日本ハムから獲得。ところがその打者が沈黙している。

   やはりエースの金子が初めから外れているのが痛い。相手チームから見れば、現在の球界ナンバーワン投手がいないのだから全く怖くないチームとしか映らない。投打に計算違いが生じているといえよう。

   広島5、オリックス7。これは敗戦と勝利の差である。この差はまだ出だしだからといって軽く見てはいけない。今後、3連戦を2勝1敗で勝ち進んだとして、広島は5カード、オリックスは7カードを消化して勝率5割となる。1週間2カードだから、広島は2週間半、オリックスは3週間半を要する。ゴールデンウイークまでに5割到達なるか。

   両チームともこのままだと、投手が好投したときに打てない、あるいはその逆と、投打のバランスが崩れる悪循環に陥ってしまうのが心配だ。

(敬称略 スポーツジャーナリスト・菅谷 齊)

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