2018年 7月 22日 (日)

被害者遺族「元少年A、匿名は卑怯」 実名公開や印税受け取り巡る議論が再燃

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   神戸連続児童殺傷事件の加害者男性「元少年A」の手記「絶歌」出版から2015年7月10日で1か月がたったが、いまだ騒動は収まらない。

   被害女児の母親が朝日新聞の取材に応じ、匿名で手記を発表したことを「卑怯」と非難したことで、匿名出版や印税の受け取りについて議論が再燃している。

  • 「絶歌」めぐり議論再燃
    「絶歌」めぐり議論再燃

「素性を明らかにしないのは卑怯」

   長女彩花さん(当時10)の命を奪われた山下京子さんは2015年7月10日の朝日新聞の記事で

「事件に向き合う覚悟があり、自分の言葉に責任を持つのなら、実名を出すべきだ。素性を明らかにしないのは卑怯だと思う」

と語った、と報じられた。

   また本を出版し、印税を受け取っていることにも否定的だ。男性からは定期的な送金があることを明かしたが「印税には贖罪(しょくざい)の思いなどこもっていません」という。出版によって元少年Aを崇拝する人たちを刺激し、「殺人を犯して本を書き、お金を得ることがまかり通ってしまうこと」「ものの善悪がわからなくなること」を危惧しているという。

   元少年Aを「卑怯」だとするのは山下さんだけではない。被害者の土師淳さん(当時11)の父、守さんは産経新聞(6月29日記事)の取材に、

「32歳の責任ある成人男性が、少年法の陰に隠れて匿名で本を出し、遺族を傷つける。卑怯だ」

と答えている。

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