2018年 7月 23日 (月)

ギリシャ問題、中国元の切り下げ、米国の利上げ観測...
読みづらい為替相場でも「しっかり運用」のFX投資とは

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   中国人民元切り下げや世界的な株式市場の大幅下落、米国政策金利の利上げタイミングの見通し...、2015年後半も為替に関する話題は尽きない。

   外国為替証拠金(FX)取引に挑戦してみようと思っている人にとっては、投資のチャンスが生まれているものの、相場の先行きが不透明になりつつある今、一歩踏み出すのに二の足を踏んでいる方も多いのではないだろうか。そこで、目先の値動きによらず、ゆっくりと資産運用をしたい投資家の注目を集めているのが、高金利通貨による「スワップ」目的の取引だ。初心者でも取り組みやすく、FXで長期投資を考えている投資家にはうってつけの運用スタイルである。

投資初心者でも始めやすい金利差(スワップ)狙いのFX

   FXで利益を上げるには、一般的には積極的に為替差益を狙うやり方が注目されがちだが、実はFXには「スワップ」という2国間の金利差を利用して、利益を狙う方法もある。

   金利はそれぞれの通貨(国)によって異なるため、通貨を売買(交換)するのと同時に、取引通貨間の金利差を調整するための差額の受け払いが行われる。この金利の受払い差額分のことを「スワップ」という。通常、「金利の高い通貨(外貨等)」を買い、「金利の低い通貨(日本円等)」を売った場合、スワップ収益を得ることができる。(※)

※ スワップは金利情勢の変化等により変動しますので、必ずしも受け取りが保証されるものではありません。また、ポジションの持ち方によりマイナス(支払い)のスワップが発生する場合があります。

   どうせ狙うのなら、「高金利通貨」で運用する方が効率は良い。例えば、2015年8月現在、日本の政策金利は0.1%、トルコの政策金利が7.5%となっており、日本とトルコの金利差は7.4%にもなる。そのため、トルコリラ/円の買いポジションを保有することで、高いスワップ収益が期待できるのだ。

   そのため、スワップを多く得られる可能性が高い「高金利通貨」(オーストラリアドルやニュージーランドドル、南アフリカランド、トルコリラなど)の運用は、いまFX取引において注目を集めている。

   だが、FXでの高金利通貨運用の魅力はそれだけではない。FXの特長的な機能である「レバレッジ」を活用すれば、さらに運用効率を高めることができるのだ。

   「レバレッジ」とは「てこ」のこと。FXでは、自分の預けた資金(証拠金)に対し、最大25倍の取引を行うことが可能なのだ。簡単に言えば1万円を預ければ、最大25万円分の取引を行うことができるということ。ただし、少ない資金で大きな取引を行うことができる分、利益だけでなく損失も大きくなるので、取引には十分なリスク管理が必要だ。

   なお、このレバレッジはスワップ収益にも影響する。まずは外貨預金に近い運用パターンであるレバレッジをかけない場合(=レバレッジ1倍)の収益イメージを見てほしい。

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   これだけでも高いスワップ収益が期待できるのだが、これにレバレッジをかければ同じ投資金額でも保有できる購入金額が増加するため、さらに高いスワップ収益を狙っていくアクティブな運用スタイルも可能になる。

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   もちろんスワップは、将来の金利動向により受取りでなく支払いとなる場合もあり、またスワップとは別に為替差損が発生する可能性もある。ただし、前述の通りレバレッジを高くする場合には、十分なリスク管理が必要だが、運用の選択肢が広がるという点で、FXの特長であるレバレッジを適度に活用することは有効な手段といえるだろう。

※ レートは2015年8月の実績に基づき、計算しやすい簡易なレートにて設定しています。スワップは2015年8月実績に基づき1日の平均買いスワップを算出しています。年率換算は投資金額に対する想定スワップ収益率。スワップは変動がないものとしております(実際のスワップは日々変動します。スワップは各国金利情勢等により、「受取り」から「支払い」に転じること、または買いポジションと売りポジションともに支払いとなることもあります)。
また、為替差損益、手数料等は別途発生いたします。なお、レバレッジを高くするほど、為替差損益も大きくなります。 経過日数によるスワップ収益の計算方法は次の通りです。◆1年 :経過日数によるスワップ収益(1日)×365◆6ヵ月:経過日数によるスワップ収益(1日)×180◆1ヵ月:経過日数によるスワップ収益(1日)×30
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