2016年3月18日に発表された、女優の宮沢りえさん(42)の離婚。ところが、インターネット上でひときわ注目を浴びたのは、彼女がサインした手書きの「文字」だった。イメージとのギャップに衝撃が...離婚の報告は報道各社にファクスで行われた。「私たち夫婦は、幾度かの話し合いを重ね、このたび離婚が成立いたしました。」「新たな気持ちで、役者として、母として、一人の人間としてこれからも前進していこうと思います。何卒ご理解いただき、温かく見守っていただけましたら幸いです。」と、パソコンの文字でつづられている。2009年に実業家男性と結婚、しかし2012年には離婚協議中であることを明らかにしており、その決着がついた形だ。しかし、離婚は既定路線だったこともあり、ネット上の注目は、「報告」の下に集まった。宮沢さんによる自筆の署名がされていたのだが、その文字が「汚すぎる」と評判になったのだ。角ばった「宮」はウカンムリが大きく幅を取り、「沢」は宮の半分ほどの大きさに。サンズイと尺も分裂したようになっている。「え」は横へ流れてヘビのようにのたうち、アルファベットの「W」に見えそうで、全体的に「崩れた」「幼い」印象の文字だ。ファクスの写真が報道で伝わると、ツイッターなどでは、「宮沢りえさん、字下手くそすぎる」「字が人柄をあらわすとは思わないけど、40過ぎてあの字は痛い」「宮沢りえってイメージ的に達筆な字書くと思ってたらギャルみたいな字でそっちの方がショックだった。」はっきりと整った顔立ちと、168センチという高身長とスタイル。さらに42歳という年齢とのギャップに衝撃を受けた人は多く、署名部分の画像は広くネット上で拡散された。「あの頃はこういう字がかわいかった」ネットでは「昔からこういう文字を書いていた」という報告も上がっている。2012年に離婚協議中だとしてマスコミ各社に送られたファクスでも、最後に直筆の署名を入れていたが、こちらも今回とそっくりの崩れた字体で書かれており、「もう少しうまく字を書けよ」「署名ぐらいきちんと綺麗に書こうよ」などとツッコまれていた。また、2006年公開の映画「花よりもなほ」に寄せられた手書きコメントも、同じく特徴的なウカンムリなどガタガタした文字で、「署名はわざと崩した特徴的な文字で書いたのでは」という予想も打ち砕かれていた。一方で、宮沢さんのような字体は昔は流行っていたということもあり、「宮沢りえの字が、若い頃から変わってない事に何故かホッとした。」といった懐かしむ声も寄せられている。11歳でデビューし、同世代の女性たちの憧れの存在として活躍してきた宮沢さんの字に「あの頃はこういう字がかわいかった」と親しみを覚える人もいるようだ。18日の「みんなのニュース」(フジテレビ系)では、漫画家のやくみつるさん(57)が、「ネットでは40いくつでこの字は悪筆ではないかと言われているがそれは違う」と言及。2012年と2016年、それぞれの署名がほぼ変わらず安定した字体で、もはや「ロゴ」だと話した。さらに自身で署名を太く描いたバージョンを提示して「ほとんど『おそ松さん』(のロゴ=編集部注)と変わらない感じ」と評価し、「みなさんわかりましたか、これは『ロゴ』だという風に認識をしていただきたい」と強調していた。
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