2018年 12月 18日 (火)

「おそらく10年後には憲法改正」 意外と慎重な「日本会議」田久保会長の見通し

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   憲法改正を目指す保守系団体「日本会議」の田久保忠衛会長(杏林大学名誉教授)が2016年7月13日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見した。日本会議をめぐっては、日本会議を支持する議員懇談会には安倍内閣の閣僚が多数所属していることが知られている。その実情を検証する「日本会議の研究」 (扶桑社新書)がベストセラーになるなど、その影響力が注目されている。

   田久保氏は、「普通の国」になることの重要性を強調し、安倍晋三首相を「極左から真ん中に持ってこようと努力した政治家」と高く評価。7月10日投開票の参院選で、いわゆる「改憲勢力」が3分の2に達したことを「絶好のチャンス」だとして、具体的な条文などには言及しなかったが、「おそらく10年後には憲法が改正されるだろう」と述べた。

  • 記者会見する「日本会議」田久保忠衛会長
    記者会見する「日本会議」田久保忠衛会長

声明では「具体的論議を加速」求める

   日本会議は参院選後に発表した声明で、

「国民の間の憲法改正への理解が表れた結果であると受け止めている」

と選挙結果を歓迎し、

「各党はこの民意を厳粛に受け止め、速やかに国会の憲法審査会の審議を再開し、改正を前提とした具体的な論議を加速させるべきである。民進党も、未来志向の憲法を国民と構想すると公約している以上、従来の方針を改め、憲法審査会での審議を充実されるよう期待する」

などと改憲に向けた動きを加速するように求めている。

「我々は周辺諸国をおびやかすわけにはいかない」とも

   会見では、これを受ける形で、「10年後のビジョン」を問う質問が出た。田久保氏は、

「おそらく10年後には憲法が改正される。そうして北東アジアの一角に『普通の国』が出現すると思う」

と見通しを語りながら、近隣諸国に対する配慮ものぞかせた。

「しかし我々は周辺諸国をおびやかす訳にはいかない。仲良くやらないと我々は生存できない地政学的地位にある。したがって憲法を改正した後の10年間、あるいはそれ以後もずっと、我々は軍隊を作るけれどもシビリアンコントロール(文民統制)の厳しい制度を定める。これは関係国に心配を起こさせない(ためだ)。しかも国内的には、観光客が沢山来られて日本を知るようになる。『優しい国だね、治安はしっかりしてるね、文化も面白いね、平和を愛する国だね』という印象を強く出していく。私は『道義国家』が目的だと思う」

   第二次大戦での日本の振る舞いについては

「間違っていた部分もある。正しい部分もある」
「どっちかが絶対正しくて、どっちかが絶対間違い、ということはない。どっちもどっち」

などと述べ、一方的に日本側を擁護することは避けた。

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