ツイッターの日本法人は2017年2月7日、ツイッターの安全性を高めるため、新たな対策を講じると公式ブログで発表した。対策は、「嫌がらせアカウント作成の抑止」「セーフサーチ」「嫌がらせと思われるものや質の低いツイートへの対処」の3点だ。アダルト系や暴力系の画像もブロック同社は、ツイッターを、「それぞれのトピックに様々な視点から意見を延べられる『表現の自由』がある場にしたい」という。しかし、「罵倒や嫌がらせを受けたり、自由な発言がしにくくなってしまうケースも存在します」とし、今回の対策を決めたという。具体的には「嫌がらせアカウント作成の抑止」「セーフサーチ」「嫌がらせと思われるものや質の低いツイートへの対処」の3点だ。「嫌がらせアカウント作成の抑止」は、規約違反等によってアカウントを永久的に停止されたユーザーが、別のメールなどを使ってアカウントを復活できないよう、ユーザーをシステム的に特定し、新しくアカウントをつくることを阻止する。「セーフサーチ」は、検索結果から、アダルト系や暴力系などの画像やブロックしたアカウントからのツイートを除外する。「嫌がらせと思われるものや質の低いツイートへの対処」は、嫌がらせ目的のツイートや質の低い返信ツイートを識別し、表示を抑える。これらの対策を、今後数週間のうちに少しずつ実施していく。「質の低いツイートってなんだよw」ツイッター上では今回の措置について、「日進月歩のTwitter。イタチごっこであっても、対処しないより遥かに良い」「SNSやネットに人間が本当に追いつくまでこうやって管理保護が必要と思います。支持します」といった評価の声や、「質の低いツイートってなんだよwどこ基準で質を決めるんだ」「よくあることだけど無関係な人がなぜか凍結されて二度とアカウント作れなくなるとかでてきそう」「それよりもアダルト系の広告をなくしてください」といった声も挙がった。ツイッター日本法人の広報部は2月8日、J-CASTニュースの取材に対し、これらの対策は、人間の目やAI(人工知能)による機械学習をもつシステムによって実施し、日々の学習によってアルゴリズムを調節していくといい、「いずれのものも、機械学習の精度をあげていくとともに、利用者の皆さんからのご意見もうかがいながら、進めてまいります」と説明している。
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