2024年 4月 19日 (金)

「返して下さい。僕が利益出したんです」 ビットコイン取引所「5倍急騰」が無効!

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「障害の内容を明確にしない限り私たちは許せない」

   100万円弱の値が表示されてからサービスが一時停止されるまでには若干タイムラグがあり、この間に取引したユーザーは少なくなかった。単純な例をあげれば、20万円で買っていた1BTCをこの時に100万円で売っていれば80万円の利益となる。実現すれば大儲け必至だったが、超高価格が表示され始めた11時25分から、サービスが再開された16時30分までの取引はすべて無かったことになった。

   そのため、この間に取引して莫大な利益を得られたと思ったコインチェックのユーザーらは、こうした対応に不満爆発。障害の原因について詳細な説明がないことも手伝い、ツイッター上ではこんな声が続出した。

「謝ってすむ問題じゃねーだろ。カスが 利益返せや」
「色々と無かったことにしようとしてませんか? 障害の内容を明確にしない限り私たちは許せない」
「返して下さい。僕が利益出したんです」
「ロールバックは納得出来ないぞ」
「申し訳ないの言葉だけで済ますなよ」

   一方、「コインチェックごたごたはあったけど、1日で対応できたので中の人は頑張ってくれていたようですね」「今回の騒動でかなり疲弊しただろうな...お疲れ様です」「こういう時に無駄に不安を煽るような発言をする人たちは、何が目的なの?」と、トラブル対応に追われたコインチェック社に同情する向きもあった。

   コインチェックのビットコイン価格チャート(1時間単位)を見ると、9日12時台~15時台の4時間分がすっぽりと抜け落ちている。再開直後の16時台の価格変動もかなり大きく、障害の「爪痕」を感じさせる。

   コインチェック社は翌日10日11時35分ごろには送金サービスも再開したが、トラブルの詳細はまだ明かされていない。同社はJ-CASTニュースの10日の取材に対し「詳細な原因や今後の対応につきまして、現在ご報告を行う準備を進めております」とだけ話した。公式サイトで発表するというが、発表日時は未定。

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