2024年 4月 29日 (月)

「北米ではシャープブランド持ち続ける」 ホンハイと対峙するハイセンス副社長に聞く

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「シャープはとても素晴らしいブランド」

――ハイセンスが2015年にシャープから北米市場の商標使用権を獲得した後、シャープ商標の使用について、どのような感触を持ちましたか?

チュー まず、われわれは、シャープはとても素晴らしいブランドで、消費者が、とても優れたイメージと評判を持っていると感じています。われわれがシャープブランドを委託販売した後、ハイセンスグループの優れたリソースを集め、最強部隊を送り込み、シャープのメキシコ工場を再生させ、販売ルートに対する自信を回復しました。研究開発からみると、シャープの研究開発は、一度はストップしましたが、われわれはハイセンスULEDなどの先進的な画質技術を投入し、技術レベルを高めました。
   シャープブランドの委託管理を受けてから、ハイセンスはシャープの北米におけるブランドの維持に尽力しました。こうした努力によってシャープの市場における成績や販売額は大幅にアップし、シャープの委託販売に対する見通しも良いものとなっています。ハイセンスが高品質なシャープブランド製品を発売し、米国市場での主流販売ルートや第三者専門評価測定機関、そして消費者の認可を得たのです。

――具体的な数字を挙げていただけますか?

チュー 2017年の米国市場のシャープブランドのテレビ総販売台数は現在、前年同期比147%増で、さらに重要なのは、4Kテレビの成長であり、成長速度は460%となっています。ハイセンスはシャープというブランドを優れたブランドとして経営・運営しています。シャープブランドの4Kテレビの米国市場シェアは、今年の末には7.8%に達するでしょう。これはわれわれの委託販売後に行った仕事と予期していた経営の結果であり、この半年を見る限り、とても優れた状況にあります。
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