シンガーソングライターの岡崎体育さん(28)が音楽番組で見せた「口パク」パフォーマンスが反響を呼んでいる。岡崎さんの「音楽番組史の固定概念ブっ壊したい」という抱負通り、視聴者は大きな衝撃を受けたようだ。パフォーマンス中に「水分補給」岡崎さんは2017年9月18日、音楽番組「ミュージックステーション ウルトラFES 2017」(テレビ朝日系)に生出演し、「Explain」という楽曲を披露した。同曲は、「ここがAメロ」「ここからサビ」と曲の構成を説明したり、「このあたりからピアノが入ってきて」と音楽を解説したりするなど、タイトル通り曲を「説明」する斬新な歌詞が特徴。2番の「実は口パクだったことをみんなにカミングアウト」という歌詞の部分では、マイクを口元から外してペットボトルから水を飲んでみせた。実際に「口パク」のため、その間も岡崎さんの歌声は何事もなく流れ続けていた。パフォーマンス後、番組司会のタモリさんは「よくできた歌だよね、面白い」と感想を述べた。これには岡崎さんも「タモリさんに面白いって言ってもらえた、、、めっちゃ嬉しい、、」「恐縮の極みです。頂けた一言を励みに頑張ります」と喜びをツイートしている。岡崎さんのファンにとってはお馴染みの曲とパフォーマンスだが、今回初めて見る人も多かったようで、その斬新さには驚きの声があがっている。出番前のトークでは、「3度目の(Mステ)出演をすごく親は喜んでくれたんですけども、『Explain』っていう曲をやるって言った途端に顔面蒼白して、『またネットで叩かれる』ってすごい心配してました」と明かしていた岡崎さんだが、ネットでは叩かれるどころか、「面白い」「最高」など好印象で受け入れられている。「演奏終了後のスタジオの凍てつく雰囲気込みでお楽しみ下さい」一方でツイッター上には、「口パクするアイドル(笑)、歌手(笑)、アーティスト(笑)に喧嘩を売った」「音楽業界のやばいとこに笑いで切り込んでく感じすごいな」といった感想も投稿されている。岡崎さんは2015年7月のツイートで、「ExplainをMステで演って、2番のAメロで茶の間と音楽番組史の固定概念ブっ壊したい」と抱負を述べており、今回それを実現した形だ。また、今年1月に同曲をテレビ初披露した際には、「多分この曲をテレビでやるのは最初で最後」「演奏終了後のスタジオの凍てつく雰囲気込みでお楽しみ下さい」「責任は取らん!責任は取らんぞー!」などとツイートしていたことから、同曲は確信犯的に口パクをネタにしていると考えられる。過去にはロックバンド「DragonAsh」や「クロマニヨンズ」が、テレビ番組の口パクへの当てつけとも取れるパフォーマンスをしたことで話題となったことがある。
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