しかもTPPは元々、安倍政権が「アベノミクスの起爆剤にしたい」とアピールしてきた主要施策だ。TPPそのものが消滅してしまえば、安倍政権への風当たりがいっそう強まる可能性が高く、中身の実効性より「何とか形を残したい」というのが、安倍政権の本音とも言われる。
一方、「TPPはアジア太平洋地域の自由貿易には不可欠な協定であり、日本が主導して実現にこぎつける意味は大きい」(政府関係者)との筋論もある。
TPP11はどうなるか。11月に向けて正念場ともなっている。
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