田中真紀子「(枝野代表は)なかなか立派」 「(前原代表は)何も知らない政治家」

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   外相などを歴任した元衆院議員の田中真紀子氏(73)がラジオ番組で、立憲民主党の枝野幸男代表にエールを送った。

   田中氏は自民党の安倍晋三総裁や、希望の党の小池百合子代表、民進党の前原誠司代表らには「毒舌」を吐いた一方で、枝野氏にだけは衆院選で「ぜひ勝ってほしい」と述べている。

  • 枝野幸男氏(左)と前原誠司氏
    枝野幸男氏(左)と前原誠司氏

「前からあの人は『野党の安倍晋三さん』だと思っておりました」

   田中氏は2017年10月19日放送の「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」(文化放送)にゲスト出演。まず衆院解散の意義について安倍首相に対し「北朝鮮のミサイルの危機が『国難』だと言っていますが、私に言わせれば安倍さんみたいな人が総理をいつまでもやっていることが本当の国難」「安全保障の面では、核兵器の禁止条約をなぜ日本は批准しないのか。日本はのらりくらり。安倍さんは無責任」などと矢継ぎ早に「口撃」した。

   小池氏についても

「いろんな情報を小賢しく頭に入れていると思うんです。頭の中に情報があふれている。それを断片的につないで物を言うのは上手なんです。あと、すぐ横文字をたくさん使いますね。あの方の使う横文字はとても覚えきれない」

と皮肉を交え、「世渡り上手な人が厚化粧して『うっふん』て言うでしょ」と続けた。番組パーソナリティーの斉藤一美氏は「小池さんの名前を出した時、顔をしかめていましたね」と田中氏の表情を伝えている。

   前原氏にも「前からあの人は『野党の安倍晋三さん』だと思っておりました」と切り出し、

「でも全然違うところは、政治感覚が何もない。何も知らない政治家。安倍さんは長いことお父さん(安倍晋太郎氏)の秘書をつとめていて、お金の集め方とか選挙の進め方とかを分かっている。仲間もいっぱいいる。(前原氏には)それがない」

とバッサリ切った。民進党の希望の党への合流方針決定についても

「民進党の人たちを大きな籠に入れてヨイショヨイショと小池さんの前にボンと置いたけど、選別されて、『全員取るなんて私言ってないわよ』なんて言われて、自分も行き場がなくなっちゃった。そういうセンスの無さ、政治家には向いていないんじゃなかろうかと思います」

と容赦なかった。

国会での枝野氏に「非常に鋭かった」

   その中で、枝野氏の話になると「なかなか立派だと思います」と論調が異なった。8~9月の民進党代表戦では枝野氏を推していたという。田中、枝野両氏は1993年の衆院選で初当選した同期。当時、国会質問に立った際「野党側は枝野君だった。非常に鋭かった」と振り返り、「言葉遣いやマナーが悪くて、『お前!』とか言っているのを見て、品性に欠けるなあと、野党はこういうことではいけない、長幼の序もあるわけだし、と思っていました。けれども結婚なさって、お子さんも生まれて。安心しました」と述懐。立憲民主党に対しては、

「『立憲主義』というのは、国家の最高規範である憲法に則って物事を進めるべきと言っているわけです。それをやっていないのが安倍さんです。そういうことをもっと分かりやすく伝えてほしいということは、人を通じて意見させて頂いています。是非勝ってほしい」

と支持を表明した。ただ「準備不足で候補者を多く立てられませんでした」と残念がっていた。田中氏は、かつて自民党所属だったが、のちに旧民主党に入った。

   枝野氏については、石原慎太郎・元東京都知事も10月16日、ツイッターで「今度の選挙では候補者達の卑しい人格が透けて見える。戦の前に敵前逃亡、相手への逃げ込み、裏切り。まるで関ヶ原の合戦の時のようだ」と与野党に苦言を呈す一方、「その中で節を通した枝野は本物の男に見える」(原文ママ)と賛辞をおくっていた。

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