維新議員の「口のきき方」に「ボケ!」 橋下氏、怒りの法律顧問辞任

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   前大阪市長の橋下徹氏(48)がツイッターで激怒している。発端となったのは、日本維新の会に「代表選が必要」とする丸山穂高(ほだか)氏(33)の意見だ。さらに丸山氏の一部の言葉遣いには「口のきき方も知らない若造が勘違いしてきた」とカンカンである。

   怒りのツイートを連発する橋下氏に対し、今度は米山隆一・新潟県知事(50)が「余計なお世話ですけれど」として口出し。また、橋下氏は日本維新の会の法律顧問辞任を表明するなど、混沌とした模様を呈してきた。

  • 橋下徹氏(2015年5月撮影)
    橋下徹氏(2015年5月撮影)

「代表選を求めるにも言い方があるやろ。ボケ!」

   丸山氏は2017年10月22日の衆院選で、日本維新の会公認のもと大阪19区から2期目の当選。だが同党全体では公示前勢力の14議席から3減の11議席にとどまった。また、日本維新の会と同じく松井一郎・大阪府知事(53)が代表をつとめる大阪維新の会は、9月の堺市長選挙で敗北していた。

   こうした結果を受けて丸山氏は10月24日、ツイッターで「党として大きく影響力を削られたことは間違いない」とし、「今、松井代表が再び再選してもしなくても、堺・衆院選総括と代表選なしに前に進めないのでは」と代表選の実施を求めた。

   25日未明の投稿では「民進含め他党にブーメランあかんと厳しく言うといて、自分とこだけ緩いのはあかん」と関西弁で投稿。「大阪と日本がよーなるかどうかが全て。それ考えたらどう考えても維新は総括と代表選が必要。若造に言われんでも代表は言うだけの人ちゃうし、ちゃんとやりまっせですね、失礼をば」と煽るようにツイートした。

   これに橋下氏がツイッターで25日昼、「維新国会議員にも丸山という口のきき方も知らない若造が勘違いしてきた」と激怒。「国会議員は永田町病にすぐかかる。丸山も自分の力で当選したと錯覚している。お前が勝てたのは松井さんが知事をやっているからだ。ボケ!代表選を求めるにも言い方があるやろ。ボケ!」と非難した。

   橋下氏は維新の代表について「日本維新の会では国会議員は松井さんに代表をお願いする立場だろ」として、松井氏らの大阪での実績を強調。「丸山のボケも含む『大阪』の日本維新の会国会議員が何故当選できるか。それは大阪府政市政が大阪では報道され、そして実際府民市民が府政市政の前進を感じているからだ」と投稿した。

丸山氏「ボケボケなコメントが散見される」

   怒りの収まらない橋下氏は25日夜、丸山氏の関西弁ツイートへのリプライ(返信)で「僕が怒ったのは、このふざけた言い方。維新は代表任期がない代わりに大型選挙の後は臨時党大会で代表戦をやるかどうかを毎回決める仕組みにした。この仕組みは維新だけ。丸山はきちんとした言葉づかいで代表戦を求めろ」(原文ママ)と丸山氏の口調に苦言を呈している。

   日本維新の会の党規約7条は、3項で代表任期について「就任から衆議院議員総選挙、参議院議員通常選挙、統一地方選挙の公職選挙のうち、最も早いものの投票日後90日に当たる日までとし、重ねて就任できるものとする」と定める。同条4項では、これらの公職選挙の投票日から「45日以内」に「代表選挙を実施するかどうかを議決するための臨時の党大会を開催するものとする」と、代表選実施までの手続きを定めている。

   松井氏は橋下氏の後を継いで15年12月、同党の前身「おおさか維新の会」代表に就任。以降現在まで代表を続けている。

   丸山氏は25日昼、「堺と衆院選の総括についての丸山ツイートに対してボケボケなコメントが散見されるが、1つの意見としては傾聴すべきも、ピント外れのボケボケ具合がなんとも」と挑発的にツイート。上記の関西弁ツイートには数百件のリプライが殺到しており、これが橋下氏に宛てたものかは定かでない。

   こうした中、橋下氏は26日未明に「先ほど松井さんと話しまして、日本維新の会の法律顧問を辞しました」とツイッターで表明。「大阪での大阪維新の活動を理解することなく、ふざけた物言いをする国会議員がいるところと付き合うと精神衛生上良くないので」としており、丸山氏を念頭に置いているとみられる。

   一方、松井氏は直後のツイートで、橋下氏は「大阪維新の会とは、これまで通り付き合うと合意いたしました」と報告し、橋下氏が法律顧問を辞任したのは日本維新の会のみであることを伝えている。

米山知事のツッコミは橋下氏、スルー

   一方、この議論に対して米山知事も口を挟んでいる。橋下氏へのリプライで25日、「余計なお世話ですけれど気に入らない意見に対して突如『言葉遣い』とか『態度』を持ち出す方は基本私は相いれません」とし、「言葉遣いが悪いなら悪いで別途指摘すればいい事で問題は中身です。中身に対して適切に反論せず言葉遣い等をあげつらう人は、要するに都合の悪い事から話をそらしたいだけだと思います」と指摘した。

   さらに米山知事は、橋下氏が触れた維新の代表制度について、「驚きの事実上の永久代表制度です。維新の方や橋下さんの感覚は知る所ではありませんが、私の感覚ではお世辞にも民主主義政党とは言えない政党だと思います」と否定的な見解を投稿している。もっとも、橋下氏はこれを「スルー」している。

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