2024年 4月 26日 (金)

週刊金曜日が「大ブーメラン」 産経記事の「捏造」「誤報」批判で「盗用」

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2005年には共同&時事の記事を盗用

   「金曜日」の「お詫び」によると、「金曜日」本誌で取り上げた11事例のうち7事例、単行本の21事例のうち10事例が、GoHooの内容をベースにしていた。

「担当編集者が同機構の記事を参考にし、そこに書かれていた誤報の事実を確認した上で本誌および単行本用にまとめたものです」

と説明。通常は必ず出典を明記しているが

「今回はそれを怠り、日本報道検証機構および関係者の方々に多大なるご迷惑をおかけしてしまいました」

として陳謝した。単行本については

「増刷分より引用先を明記しております」

とした。

   日本報道検証機構は11月22日午後に談話を発表し、(1)原因や再発防止策が不明確(2)問題を指摘して3か月が経過しても初版本が販売されている(3)執筆者から謝罪がなく引き続き「金曜日」の常連執筆者になっている、などと指摘。

「これらの対応をみるとメディアとしての責任を果たしたとは到底言えず、誠に遺憾であります」

とした。なお、J-CASTニュース編集部が千代田区内の書店で入手した単行本も、出典が明記されていない初版だった。

   週刊金曜日は05年、配信契約を結んでいない共同通信と時事通信の記事を「無断使用」したとして謝罪記事を掲載。「『盗用』と指摘されてもいたしかたないケースと考えます」としていた。

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