2019年 11月 20日 (水)

「深い夜、甘い夜、皆さんとの幸福を夢見るミンジです」 北朝鮮兵の亡命誘う「拡声器放送」の中味とは

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   北朝鮮の兵士が2017年11月13日午後、南北軍事境界線上にある板門店経由で亡命したことを受け、韓国側が情報戦で攻勢を強めている。軍事境界線がある非武装地帯に設置されたスピーカーから行う放送で、亡命兵の様子を詳しく紹介し、栄養状態が劣悪だったことにも触れている。

   実はこの「拡声器放送」の番組内容はかなりバラエティーに富んでおり、過去に亡命した北朝鮮兵の中には、拡声器放送が亡命を決心する後押しになったと話した人もいる。今回の亡命劇が北朝鮮側に伝わることで、北朝鮮兵の士気はさらに下がりそうだ。

  • 板門店経由で亡命した北朝鮮兵も拡声器放送を聴いていたとみられる(2008年撮影)
    板門店経由で亡命した北朝鮮兵も拡声器放送を聴いていたとみられる(2008年撮影)

軍事境界線の10~20キロ先に届く

   拡声器による放送は1960年代から断続的に行われ、最近では2015年8月に中止することで南北が合意。しかし、16年1月に北朝鮮が4回目の核実験を強行したことを受け、改めて再開されていた。現在行われている拡声器放送は韓国国防省による「自由の声」放送で、拡声器からの音声は軍事境界線の10~20キロ先に届くという。拡声器と同内容がFMでも放送されている。

   東亜日報や通信社の「ニュース1」などが2017年11月26日に伝えたところによると、「自由の声」は亡命事件発生から連日のように事件を取り上げている。事件の経緯はもちろん、亡命兵士の栄養状態が悪いことや、事件の際に亡命兵士を追いかけた北朝鮮兵が軍事境界線を越え、停戦協定に違反したことにも触れている。

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