流行りそうな「疲労回復ジム」って何? プログラム考案の女性インストラクターに聞く【どうなる2018年<5>】

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   2018年に流行りそうな「もの・サービス」を予想する「日経トレンディ」(17年12月号)の「ヒット予測ベスト20」で「疲労回復ジム」という、あまり聞きなれない項目が3位に入った。

   ジムと聞くと、ベンチプレスを使って筋力トレーニングをしたり、ランニングマシンで汗を流したり――そんなイメージが強いが、いったい何をする場所なのか。2017年、東京・千駄ヶ谷にオープンした、「疲労回復専用ジム」を掲げた「ZERO GYM」(ゼロ・ジム)で、プログラムディレクターとインストラクターを務める松尾伊津香さん(30)に話を聞いた。

  • スタッフと打ち合わせをする松尾伊津香さん
    スタッフと打ち合わせをする松尾伊津香さん

頭・脳と体の疲労をリセット

――「疲労回復ジム」とは、何をする場所なのですか?運動をするのか、休息するのか......

松尾    ビジネスパーソンの頭・脳と体の疲労をリセットしよう、というコンセプトで独自のメソッドのプログラムを行うために立ち上げたジムです。ごく簡単に言うと、ストレッチと(機器は使わず、自分の体重を生かした)自重トレーニングで血流を良くしたうえで、瞑想・マインドフルネスによって思考を止めて脳の緊張を緩めていきます。そして最後に、マットの上で仰向けになり、「最高の脱力」を味わって頂きます。

   瞑想・マインドフルネスの前にうっすらと汗をかく程度の運動をすることで体に意識を集中させ、思考が止まりやすい状態を作ります。そうすることでその後の瞑想やマインドフルネスも深まりやすく、最後の「脱力」につなげていくことができます。

   1回計75分のプログラムを終えた後には、頭の中の余計なことや疲れを「ゼロ」にして欲しい、そんな想いも込めて「ZERO GYM」という名前になっています。

――誕生のきっかけは?

松尾    実はジムを運営するビジネスライフという会社は、ビジネス書出版などを手掛けるクロスメディア・パブリッシングという出版社のグループ会社なんです。ビジネス書の世界で話題となっている(瞑想などを取り入れた)マインドフルネスを、現実の場でも実践できるジムを作れないかと、心理学や精神医学を学び、ヨガ・インストラクターとしても活動してきた私にご相談を頂いた、というのが経緯です。

   それが16年8月のことで、それから独自のプログラムを考案して17年6月に1号店をオープンさせました。それまでにもマインドフルネスや瞑想などを行える場所を提供されていたところはあったと思いますが、「疲労回復専用ジム」と銘打ったジムは私たちが初めてだと思います。
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