冬季オリンピック平昌(ピョンチャン)大会が2018年2月9日から開催され、日本選手団では男女ともにフィギュアスケートでのメダルが期待されるなか、元女王でプロフィギュアスケーターの安藤美姫さん(30)がテレビ番組で「解説の仕事が来ない」と嘆いた。解説が上手くないからだろうと安藤さんは自身を分析をしたのだが、ネット上では「解説力と関係ないのでは?」といった意見が多く出た。「ココッ、コレ!、コレーッ!、あぁもう」安藤さんが出演したのは2月9日放送のトークバラエティ「モノシリーのとっておき~すんごい人がやってくる!~」(フジテレビ系)。司会の古舘伊知郎さんが安藤さんについて、私たちがフィギュアスケートについて分からないことをしっかりと教えてくれる人だから、解説を聞けば楽しみ方が変わる、と語り持ち上げた。安藤さんはそれに対し、試合で大技を出した選手の点数がなぜか低い場合がある、とし、「そういう疑問を持つ人には(自分の解説は)分かりやすいかもしれません」とまんざらでもない様子だったのだが、好きな選手だというソチ五輪の銀メダリスト、パトリック・チャン選手の演技の解説を番組内でしたところ、「ココッ、ココッ、コレ!、コレーッ!、コレーッ!、あぁもう」「ここからのコレ、ですね。からのココ」と叫ぶだけで、古舘さんから「つまり?」と再解説を求められた。古舘さんは、「安藤美姫さんの解説は噛みしめて、噛みしめなきゃダメですね」とフォローしたのだが、安藤さんは、「まぁ変ですね。たぶん。解説が上手じゃないから、お仕事が来ない」と嘆いた。「ココッ!」と叫ぶだけなら...ネット上ではこの「解説の仕事が来ない」という部分が話題になった。「ココッ!」と叫ぶだけなら自分もできるけれども、面白いし、解説者としてもっと登場してもいいのではないか、という意見もあるのだが、下手だから解説の仕事が来ないのではなく、別に理由があるのだろう、と思っている人が結構多い。掲示板には、「テレビに出ると、黒歴史刻むだけな気がする」「やべー女のイメージしかないもん」「安藤美姫は勘違いされやすいから残念」などといったことが書き込まれている。