2024年 4月 26日 (金)

ピザハットの「ハトが宅配」ネタ、案外ホンネ!?  人手不足時代の「4月1日」

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   人手不足が深刻な宅配ピザに、救世主だ! 宅配ピザチェーンのピザハットは、ハトがピザを届ける「『ピザハト(PIZZA HATO)!』を始動。デリバリースタッフに、1万羽のハトを大量採用する――ピザハットが2018年「4月1日」に「発表」した。

   「万が一のトラブルにはハトに代わって人間が届ける」というが、インターネットの掲示板などでは、

「ピザハットさん、すごい......」
「1匹くらいマジでやってほしい。」
「店員も全員ハトになるのでは?」

   といった、楽しむような声も寄せられている。

  • 1万羽のハトを大量採用!(画像は、ピザハットの「ピザハト」始動のホームページ)
    1万羽のハトを大量採用!(画像は、ピザハットの「ピザハト」始動のホームページ)
  • 1万羽のハトを大量採用!(画像は、ピザハットの「ピザハト」始動のホームページ)

「より速く」「より遠くまで」

    ピザハットによると、ハトによるピザのデリバリーサービス「ピザハト(PIZZA HATO)」は、宅配ピザ業界初のハトが届けるデリバリーサービス。宅配ピザの「ピザハット」が、「より速く」「より遠くまで」「おいしさという愛を届ける」ことを追求し続けた結果、「必要なものはバイクではなく『翼』でした」と結論づけた。

   ハトが何世紀ものあいだ、伝書鳩として活躍してきたことに着目。ハトには帰巣本能があり、何世紀ものあいだ、伝書ハトとしてメッセージを運ぶ仕事をしていた「実績と信頼」があると、強調する。

   約100日間のトレーニングを積んだハト1万羽を「ピザハト」として採用。ハトがもつ最高時速157キロメートル(平均時速80キロメートル)のスピードを生かすことで、これまでのように渋滞や配達エリアを気にすることなく、どこへでもスピーディーな配達が可能となる。

   また、水と豆があればどこまでも飛ぶことができ、バイクと違って排気ガスも出さないので、「環境にやさしい」というメリットも見込める。

   ピザハットWEB会員向けには、「カラス保証」や「つまみ食い保証」「自然帰化保証」の3つの保証「Pizza Hato Care+(ピザハトケアプラス)」を無料で提供。万が一のトラブルの際にはハトに代わってヒトが届けるという。

   お天気のいい、絶好のお花見日和が続くなか、宅配ピザは「ハト」が大忙しで飛び回っているようだ。

「今すぐ『ピザハト』で注文する」をクリックすると...

   もちろん、このサービスはピザハットが用意した「4月1日」、エイプリルフール企画。「今すぐ『ピザハト』で注文する」を、クリックするとエイプリルフールのウソ企画であることが明かされ、おわびにお得なクーポンがもらえるミニゲームに進める。

   とはいえ、昨今の人手不足を思えば、「ネコの手」ならぬ「ハトの翼」も借りたいところ。なにしろ、交通渋滞もなく、環境にもやさしく、家庭にお届けできるとなれば、こんなに便利でいいことはない。

   宅配業者らによる「ドローン宅配」の研究が進められてはいるものの、実用化にはもう少し時間がかかりそう。いつでもアツアツの、おいしく楽しいピザを届けるため、「ドローン宅配」までのつなぎをハトにやってもらいたい―― というのは案外、ホンネなのかもしれない。

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