2024年 4月 26日 (金)

舞台女優セクハラ告発、演出家が謝罪 「演技に通じるという言葉を信じて...」

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「演出家として取るべき行動を逸脱しておりました」

   こうした2人の告発を受けて、代表は5月2日に劇団の公式サイトに謝罪文を掲載した。

   まず、女優へのセクハラについては、「そのように受け取られる行動はございました」。舞台の稽古を円滑に進めるに当たっての「問題解決の為」に取った行動だったと釈明しつつも、

「演出家として取るべき行動を逸脱しておりました。私の未熟さ並びに不徳の致すところでございます。本当に申し訳ございませんでした」

と謝罪した。

   また、俳優が告発した稽古場での暴力行為についても、アクションに不慣れな役者に体の使い方を教えるための行動だったとした上で、「臀部や腹部を蹴る・殴るということがございました」と認めた。

   続けて代表は、役者たちにも意図を説明し、安全を確認した上で実施していたと説明しつつ、「配慮が足らなかったと思っております。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

   このように、2人の告発について大筋で事実を認めた上で、代表は「自身の未熟さや認識の甘さを重く受け止めております」。劇団のファンや関係者に対し、「本当に申し訳ございませんでした」と改めて謝罪していた。

   なお、今後の活動については、すでに稽古が始まっている5月の舞台を除いて、18年度に予定していた公演を「全て中止とさせていただきます」と報告。5月の公演については、劇団内で協議した上で対応を決める予定という。

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