タレントの足立梨花さん(25)が2018年7月9日に行われた朝日新聞社の発表会で、ツイッターで自分が巻き込まれた「事件」に言及した。足立さんは「ツイッターはどちらかと言えば自分の気持ちを発信する場」などと分析。「事件」とは、サッカーワールドカップ(W杯)の対ポーランド戦をめぐる発言が炎上したことを指すとみられ、思いをストレートにぶつけたことが炎上につながったとみているようだ。「ツイッターだと文字だけでいける。インスタだと写真がないといけない」この日の発表会のテーマは、読者にとって興味のある特定のジャンルやテーマを深掘りする「バーティカルメディア」。このメディア(媒体)を束ねるプラットフォーム「ポトフ」の特別編集長を務める放送作家の鈴木おさむさん(46)が、「僕のブログを見てくれている人は、30~40代の女性が多いとか、インスタだとやはり20代の女性が多いな、ツイッターだと男性が多いとか...。自分自身の発信も分けている。今日発表されるもの(媒体)もそうで、すごくカテゴライズされているという印象がある」などとして、媒体ごとに具体的なターゲットを想定して情報発信していくことの重要性を強調。これを受ける形で、足立さんもブログとインスタグラムとツイッターを使い分けているとして、「ツイッターだと文字だけでいける。インスタだと写真がないといけない、というところでも違いますね」などと説明した。炎上騒動を知ってか知らずか、鈴木さんが「そうですね。ツイッターが一番炎上しますもんね。一番気をつけてるんですよ僕も。一番炎上するんで、僕もすごい気をつけてるんです」と水を向け、足立さんは「でもなんか、ツイッターはどちらかと言えば自分の気持ちを発信する場なのかな、って私の中では思っているので、ああいう事件が起きちゃう」と苦笑いした。「いろんな人のいろんな見方があっていいじゃんか。めんどくさいな」足立さんはサッカー好きで知られ、Jリーグ公式女子マネジャーやサッカー番組のMCを務めるなど、サッカー関連の仕事も多い。特に18年6月28日の日本対ポーランド戦の際、日本チームが終盤に攻勢に出ないまま負けたことについて、「いやいや、そんな試合は見たいくない」(原文ママ)「ガンガン攻めた結果負けてしまうのはいいんだけどさ(中略)これでセネガルが追いついて決勝トーナメント行けないとかになるとちょっとね。。。」「なんというか嬉しいんだけど素直に喜べないというかなんというか不思議な気持ちでいっぱいです」などと失望感をツイート。このツイートに批判の声が集まり、足立さんは「なんかほんとここ最近、サッカー関連でめんどくさい人多すぎなんなの?好きなこと呟かせてよ 嫌なら私のツイート見るなよ返事するなよ。いろんな人のいろんな見方があっていいじゃんか。めんどくさいな」と立腹した、という経緯がある。足立さんの言う「事件」は、このことを指しているとみられる。朝日新聞の渡辺雅隆社長によると、半年ごとに4つ程度の媒体を立ち上げ、2020年までに20を超す媒体をそろえたい考え。今回の発表会では、18年3月末~6月中旬にスタートした5媒体が紹介された。そのうちのひとつが、「ひとりを楽しむ」をコンセプトにした「DANRO(ダンロ)」。40代になってウイスキーが好きになったという鈴木さんは、国産ウイスキー不足を背景に「日本のウイスキーを代替できる銘柄、山崎に近い海外のウイスキーのランキングとか。『山崎に一番近いんだよ』というのを語れるのはいいのでは」などと企画を提案。足立さんも「連れて行ってくれた男性がそれ知っていたら、かっこいいですよね」とうなずいていた。
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