2024年 4月 25日 (木)

大滝詠一、桑田佳祐... 作詞家・さくらももこは如何に「大物」口説いたか

桑田佳祐は手紙で口説いた

   2012年から5年間にわたりED曲として起用された「100万年の幸せ!!」では、作曲と歌唱を桑田佳祐さんが手掛けた。

   さくらさんは、大滝さん同様に以前から桑田さんのファンであった。18年1月13日に公開された自身のブログでは桑田さんについて、

「桑田さんて若い頃から現代に至るまでゆるぎない特別な才能があり、いかにたくさんの人々を魅了してきたか、もちろん私もサザンのデビューの頃から魅了されっぱなし」

と絶賛していた。

   桑田さんは12年7月18日、「SONGSスペシャル『桑田佳祐の歌ってガッテン!』」(NHK)で制作の経緯について話している。

   その年の1月7日に手紙で楽曲制作の依頼があった。

「そんな文量の多い手紙ではなかったですけども、今の世の中とかね、それから子供たちの将来の事とか、いろんな事が書いてありまして」
「(さくらさんから)つたない詞を作ったんですけども、曲を作ってくれませんか、ずうずうしくてごめんなさいって書いてあったんですよ」

   手紙を受け取った翌日までにはさっそく作曲に取りかかったという。

「手紙もらって字を見た瞬間にピンとくるというか、またこれも縁じゃないかと思うんですけど、ありがたいなと思ったんですね」

   また、メロディを作りやすいようにするための配慮か、1行の字数が全て揃っていたそうだ。誰かの詞に曲をつけるのが初めての経験だった桑田さんは、

「これは非常に、作曲をする立場としては非常にありがたいなと思って」

と語っている。

(J-CASTニュース編集部 大山雄也)

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