2020年 1月 26日 (日)

マツダ流EV車の勝算 ロータリーエンジン技術への期待

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   マツダが2020年に電気自動車(EV)を発売する。いまさらEVは珍しくもないが、マツダの売りは独自のロータリーエンジン(RE)技術を補助用発電に使い、航続距離を2倍にするというものだ。これまで開発については各所から情報が出ていたが、ようやく公式アナウンスされた。

   「マツダにしかない技術を最大限活用し、走る喜びを体現したEVを実現していく」。18年10月2日に東京都内であった説明会で、マツダの丸本明社長は、こう強調した。マツダのEVは、電池が少なくなっても搭載した発電機の力で走る「レンジエクステンダー(航続距離延長装置)」の車だ。

  • マツダは2020年、航続距離を2倍にしたEV(電気自動車)を発売する(画像はイメージ)
    マツダは2020年、航続距離を2倍にしたEV(電気自動車)を発売する(画像はイメージ)

かつて一世を風靡

   マツダと言えばRE。通常のエンジンがピストンの往復運動で動力を生み出すのに対し、REはローターの回転運動で動力を生み出すので、理論的には効率がよく、小型・軽量で、しかも静か。1967年、「コスモスポーツ」で、REを量産車種に世界で初めて搭載して以降、「RX-7」などの名車を生み、一世を風靡した。しかし、REは燃費が悪いという弱点があり、2012年に「RX-8」の生産を終了した。このガソリン車で培ったRE技術を使った発電機でモーターを回して走行を持続させるというのがマツダのEVだ。限定的とはいえ、REの復活として、話題になっている。

   発電用としてのREも、小型で出力が高く、振動は少なく、静粛性にも資するという特徴は同じ。丸本社長は「電気駆動ならではの駆動とマツダにしかない独自技術を導入した」と説明した。

   ただ、「航続距離2倍」との説明だけで、1度の充電と燃料補充での走行距離、具体的な車種などには言及していないが、ネットの専門サイトなどでは試作車のベースになった小型車「デミオ」の改良型が有力などと書かれている。2012年に「デミオEV」をリース限定で100台発売、併せて発電用に排気量330ccの小型ロータリーエンジンを積むレンジエクステンダー搭載車も試作し、航続距離はデミオEVの2倍の400キロメートルを確保した実績がある。同じように小型ガソリンエンジンの発電機で電力を補う日産の「ノートeパワー」を参考に、価格について、デミオのREレンジエクステンダーの価格は180万円台からの設定になるといった予測が聞かれる。

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